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アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

アマゾン・ドット・コムは言わずと知れたEコマースの雄。

そんなアマゾン・ドット・コムへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、アマゾン・ドット・コムの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、配当金や直近の決算などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はアマゾン・ドット・コムの株価分析と配当金、決算について分かりやすく解説していきます。

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株価分析

アマゾン・ドット・コムの事業内容

アマゾン・ドット・コムと言えばEコマースというイメージをお持ちの人が大半かと思います。

実際、そのイメージは間違いではありません。

アマゾン・ドット・コムのアメリカにおけるEコマースのシェアは実に4割近くにもなります。

しかし、現在のアマゾン・ドット・コムを考えるうえではもうひとつの事業も無視できません。

それはクラウドサービスです。

アマゾン・ドット・コムは2006年よりAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)というクラウドサービスを開始。

今ではAWSは世界でもっとも利用されているクラウドサービスのひとつにまで成長しました。

したがって、株価分析をするうえでは単なるEコマース企業と考えるのではなく、同時にクラウドサービスを提供する企業としても考える必要があるのです。

余談ですがアマゾン・ドット・コムの原点はジェフ・ベゾスが小さな倉庫を利用して始めた書籍のネット販売。

それも、ようやくインターネットが普及し始めた1997年の創業です。

今では考えられませんが、当時はインターネットで物を買うという考え自体がほとんどありませんでした。

そんなアマゾン・ドット・コムがほんの十数年でここまでの超巨大企業になるとはほとんどの人が予想できませんでした。

そう考えると今後もふたたびアマゾン・ドット・コムが大きな変化を遂げる可能性も十分にあるでしょう。

アマゾン・ドット・コムの売上の状況

2019年12月期のアマゾン・ドット・コムの通期売上高は2,805億ドル。

日本円換算で約30兆円です。

最終的な純利益で見ても115億ドル。

12兆円にもなります。

なお、アマゾン・ドット・コムはその売上高だけではなく驚異的な成長率も大きな特徴です。

純利益で言えば2015年は約6億ドル。

それがこの5年で実に20倍近くにまでなっているのです。

そこまでの成長速度ではありませんが、今後についてもアマゾン・ドット・コムは順調な成長を期待されています。

株価にはすでに織り込まれているでしょうが、業績自体は変わらず好調と考えておいて良いでしょう。

アマゾン・ドット・コムの資産状況

2019年12月期におけるアマゾン・ドット・コムの総資産は2,252億ドル。

日本円にして約23兆円です。

そして自己資本比率は27.55%。

自己資本比率は企業の総資本における株主資本等が占める割合。

高いほど財務的に健全であると判断される指標です。

アマゾン・ドット・コムの自己資本比率27.55%はやや低めと言えるでしょう。

もっとも、自己資本比率の低さはときに借入金などで大胆な投資をしていることを意味します。

アマゾン・ドット・コムの自己資本比率も攻めの経営姿勢の結果と考えて良いでしょう。

したがって、株価分析をするうえで特に自己資本比率の低さに注意する必要はないでしょう。

アマゾン・ドット・コムの株価分析

アマゾン・ドット・コムの株価は新型コロナウィルス後に明らかな上昇基調へ乗りました。

しかし、現状株価3,500ドル近辺で伸び悩んでいるところです。

これは新型コロナウィルスによる在宅時間増加が売上増につながったものの、一時的な特需と見られていることが主要因と思われます。

また、視点を長期に広げて見ると現在のアマゾン・ドット・コムの株価にはやや過熱感が見られます。

アマゾン・ドット・コム自体が中期的に有望な銘柄であることは疑いようもありません。

しかし、投資タイミングとして今が適切かどうかというと、正直なところ微妙です。

いずれ投資するにしても、ここはいったん様子見とするのも良いかもしれません。

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の配当金

アマゾン・ドット・コムに配当金はありません。

比較的配当金が手厚い銘柄が多い米国株(アメリカ株)では極めて珍しいケースです。

また、アマゾン・ドット・コムは上場以来、一度も配当金を出したことがありません。

今後も配当金については期待できないでしょう。

もっとも、株価が上がればそれはすなわち株主の利益にも繋がります。

高成長を誇るアマゾン・ドット・コムに関しては配当金がないからと言ってそれだけで投資対象から外すのは懸命ではないでしょう。

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の配当月

アマゾン・ドット・コムに配当金はないため配当月も不明です。

ただ、アマゾン・ドット・コムの決算は「3月、6月、9月、12月」です。

したがって、仮に配当金を出すとしたらそのタイミングで決定することになるでしょう。

ちなみに、米国株(アメリカ株)は日本株とは異なり4半期ごとに配当金が貰えます。

配当月は企業によって微妙に異なることもあるので、他の銘柄へ投資するときは注意しておきましょう。

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の決算

アマゾン・ドット・コムの2020年9月期決算の売上高は96億ドル。

前年同期比で実に37%の成長率です。

また、アマゾン・ドット・コムはこの決算発表に際して従業員の待遇改善を発表し、同時に北米で大量の雇用をするともしています。

これをもって人手不足が致命傷になる労働集約型の自社のビジネスに十分な対策をしていることを明らかにしています。

実にうまいニュースリリースと言えるでしょう。

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株価分析を競合他社と比較

アマゾン・ドット・コムの競合他社としてはイーベイやアリババが挙げられるでしょう。

まずはイーベイの株価と比較してみましょう。

イーベイの株価も比較的好調ではあるものの、アマゾン・ドット・コムにはとうてい及びません。

ただ、株価が50ドル程度と安いため資金力に不安のある人には投資しやすいでしょう。

次にアリババの株価です。

アリババの株価もイーベイとほぼ同様ですね。

下げに転じているのはおそらく米中の貿易摩擦が原因と思われます。

対して、クラウドサービス事業も展開するアマゾン・ドット・コムの株価はやはり底堅い印象です。

こういった部分でもアマゾン・ドット・コムが単なるEコマース企業ではないことが目に見えて表れていると言えるのではないでしょうか。

アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説 まとめ

アマゾン・ドット・コムの株価分析と配当金、決算について解説してきました。

株価については好調な売上を受けて極めて好調。

ただ、やや過熱感が見られるため投資判断は慎重になったほうが良いでしょう。

また、アマゾン・ドット・コムは米国株(アメリカ株)には珍しく配当金がありません。

決算とあわせて配信される株主へのメッセージから判断しても今後配当金が実施される可能性はないと思われます。

アマゾン・ドット・コムへ投資するつもりの人は純粋な株価値上がりによる売却益を狙うようにしましょう。