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ダイキン工業(6367)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ダイキン工業は「うるるとさらら」で有名な空調機器メーカー。

あるいは除湿機などでお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

そんなダイキン工業へ投資してみたいという人も少なくないことでしょう。

しかし、ダイキン工業の株価分析はどのようになっているのでしょうか。

また、配当金や株主優待はあるのでしょうか。

そこで今回はダイキン工業の株価分析と配当金・株主優待について分かりやすく解説していきます。

ダイキン工業(6367)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ダイキン工業(6367)の株価分析

ダイキン工業の事業内容

ダイキン工業は空調機器メーカー。

うるるとさらら、と言えば聞いたことがあるのではないでしょうか。

ただ、家庭用エアコンの販売ではパナソニックに遅れをとっています。

しかし一方でダイキン工業は業務用空調機器では圧倒的なシェアを誇ります。

たとえばホテルや公共施設、飲食店などの空調機器の多くはダイキン工業製の業務用エアコンです。

そして耐久性が高いためか、よく見ると20年以上も前の型番ということも珍しくありません。

それほどまでにダイキン工業製のエアコンの品質はたしかなのです。

なお、ダイキン工業は空調機器以外にも化学、油圧機械などの事業も展開していますが、総売上高に占めるその割合は10%程度にすぎません。

株価分析に関しては空調機器事業を主に見ていけば十分です。

ちなみに、ダイキン工業は海外売上高比率が7割を超え、全従業員の8割が海外拠点で勤務しているグローバル企業です。

国内市場だけを見ていては正確な株価分析はできないのでその点には要注意です。

余談ですが、ダイキン工業の名前の由来は「大阪金属工業所」。

空調機器を主力事業とするいまのダイキン工業とはかけはなれたイメージです。

そのため、愛称であったダイキンをそのまま正式名称に変更したという経緯があります。

ダイキン工業の売上の状況

ダイキン工業の2020年3月期決算の売上高は2兆5,503億円。

経費などをのぞいた経常利益は2,690億円です。

この売上高2兆円はほぼ空調機器事業によるものです。

空調機器というカテゴリーに限定して言えばダイキン工業は世界一の売上規模を誇ります。

ただ、この売上高は例年に比べると減収減益という結果です。

新型コロナウィルスの拡大と猛暑による熱中症対策により空調機器の需要は回復しているものの限定的。

今後の売上高の動向には注意が必要です。

また、ダイキン工業は海外売上高比率も高いため為替も売上高に強い影響を持ちます。

ダイキン工業は2021年の売上予測に際して想定為替レートを1ドル=108円、1ユーロ=120円としています。

そして、1ドルの円高は想定営業利益を18億円下げると言われています。

ダイキン工業の株価分析では為替レートにも注視しておきましょう。

ダイキン工業の資産状況

ダイキン工業の2020年3月期の総資産は2兆6675億円。

そのうち自己資本と株主資本の占める割合である自己資本比率は53.8%です。

自己資本比率は企業の財務健全性を表す指標。

総資産のうち約半分が自己資本であるダイキン工業は財務的に安定していると言って問題ありません。

ダイキン工業の株価分析のうえで経営破綻の心配を考慮する必要はないでしょう。

ダイキン工業の株価分析

ダイキン工業の株価は中期・長期いずれの観点から見ても明らかに右肩上がりです。

特に新型コロナウィルスの拡大を契機に急騰しています。

いったん調整が入ることは予想されますが、それでも値上がりのトレンドは継続すると考えられます。

現状、割高といった点は否めませんが、調整局面で買いに走る分には有望な銘柄と言えるのではないでしょうか。

短期的には19,500円あたりがもっとも良い買いのタイミングと思われます。

ただ、新型コロナウィルス拡大の影響でいくらか過熱感もある印象です。

中期的には17,000円程度まで値を戻す可能性もあるでしょう。

特に為替レートには要注意です。

個人的にはダイキン工業の想定為替レート1ドル=108円というのはやや甘めの設定といった印象です。

各企業の想定為替レートは東京商工リサーチなどが調査結果を定期的に公表しています。

ダイキン工業のような海外売上高の高い銘柄の株価分析をする人はチェックしてみると分析に役立つのでおすすめです。

ダイキン工業(6367)の配当金

ダイキン工業の予想配当金は160円。 投資金額に対して何割のリターンがあるかの配当金利回りは0.82%です。

どちらの数字もあまり破格というわけでもなく、正直なところ少し物足りない印象です。

ダイキン工業の株価はおよそ19,000円、単元は100株からです。

したがって、投資額は19,000円×100株=1,900,000円から。

それに対して100株×160円=16,000円の配当金と考えると少なく思えます。

ただ、ダイキン工業の配当金は2013年の36円から増配を続けて現在の価格まで推移しています。

業績次第ではさらなる増配も期待できるでしょう。

ダイキン工業(6367)の株主優待

ダイキン工業に株主優待はありません。

主力事業が業務用空調機器であることを考えるとこれも仕方のないことでしょう。

先に触れたとおりダイキン工業は配当金もそれほど手厚くありません。

一方で右肩上がりで株価は値上がりしています。

配当金をもらいつつ気長に値上がりを待ち、十分に値上がりした段階でまとまった売却益を狙うといった投資方針が良いでしょう。

ダイキン工業(6367)の株価分析を競合他社と比較

ダイキン工業の競合他社は富士通ゼネラルです。

パナソニックは家庭用エアコンでは競合と言えますが、業務用となると話しは違ってきます。

また、東テクや新晃工業は業務用空調機器大手ですが、大株主にダイキン工業がいるため競合とは言えません。

富士通ゼネラルの株価はおおむね右肩上がりですが、ダイキン工業ほど分かりやすいものでもありません。

ただ、株価の単価も安いため、資金力の関係でダイキン工業に手が届かない人には代わりの投資先としては使いやすいでしょう。

ちなみに、富士通ゼネラルの空調機器事業の売上高は2,600億円。

実にダイキン工業の1/10程度です。

この数字から見てもいかにダイキン工業の空調機器事業のシェアが圧倒的かが分かるのではないでしょうか。

ダイキン工業株(6367)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

ダイキン工業の株価分析と配当金・株主優待を解説してきました。

ダイキン工業の株価は堅調に推移しており、新型コロナウィルス拡大の影響により過去最高値を更新しました。

やや高止まりしている感じはありますが、中長期的に見ればまだまだ成長の余地はあると言ってよいでしょう。

また、株主優待もなく配当金も高いとはいえませんが、ダイキン工業は過去にいくども増配しています。

株価の値上がりを前提としつつ配当金狙いで長期保有するのにも向いている銘柄と言って良いのではないでしょうか。