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大和ハウス工業(1925)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

大和ハウス工業は言わずとしれた大手住宅メーカー。

実際に大和ハウス工業で自宅を建てた人も少なくないでしょう。

そんな大和ハウス工業へ投資してみたいという人も多いことでしょう。

しかし、大和ハウス工業の株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、売上の状況や配当金、株主優待の内容などはどうなっているのでしょうか。

そこで今回は大和ハウス工業の株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

大和ハウス工業(1925)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

大和ハウス工業(1925)の株価分析

大和ハウス工業の事業内容

大和ハウス工業と言えば注文住宅をイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかし、実は大和ハウス工業の営業利益のうち戸建住宅にかかる部分は1割もありません。

大和ハウス工業の主要な事業は「賃貸住宅」「商業施設」「事業施設」の3つです。

賃貸住宅が約2割、商業施設と事業施設が約3割と、この3つの事業で大和ハウス工業の営業利益の8割強を占めます。

株価分析ではこの3つの事業領域をバランス良く見ていくと良いでしょう。

なお、事業施設とは工場や医療介護施設など一般消費者向け以外の事業に用いる施設です。

特に医療介護施設は高齢化の進む日本では今後も高い需要が見込まれます。

大和ハウス工業の事業の中でも徐々に存在感を増していくのではないでしょうか。

ちなみに、大和ハウス工業と大和証券は同じ「大和」ですが、まったく異なる企業です。

当然、資本関係もありません。 株価分析の際には両者が関連企業であると勘違いしないように注意しましょう。

大和ハウス工業の売上の状況

大和ハウス工業の2020年3月期決算の連結売上高は4兆3,802億円。

そこから各種経費を引いた経常利益は3,677億円です。

また、2021年3月期の売上高は前期比16.7%減の3兆6,500億円と予想しています。

さらに最終的な営業利益としては前期比55.4%減の1,700億円の予測。

ただこれはやや悲観的にすぎる印象です。

新型コロナウィルスの拡大がそれほどでもなく大和ハウス工業は対面営業も徐々に再開しています。

全体的な動きを見ると期中後半に業績予想の上方修正もありえるかもしれません。

大和ハウス工業の資産状況

2020年6月期における大和ハウス工業の総資産は4兆8,247億円。

自己資本比率は35.3%です。

自己資本比率は総資産に占める株主資本と資本金等の占める割合。

高いほど財務的に安定しているとみなされる指標です。

大和ハウス工業の自己資本比率35.3%はやや低めです。

とはいえ、株価分析の際にそこまで気にかかる数字ではありません。

基本的には問題ないと考えて良いでしょう。

大和ハウス工業の株価分析

大和ハウス工業の株価は新型コロナウィルスの流行にともない一時は急落。

現在は以前の水準まで戻していますが、その勢いはまだ緩やかです。

株価が割安な今のうちに投資しておくのも良いのではないでしょうか。

具体的には5年、10年という長期で見ると株価3,500円程度までの戻りを期待したいところです。

ただし、大和ハウス工業のような不動産事業の景況感は動産の後追いで変化する傾向があります。

したがって、新型コロナウィルスの影響がまだ表面化しきっていない可能性もあります。

場合によっては、もう一段の株価下落もありえるのでその点は注意しておきましょう。

大和ハウス工業(1925)の配当金

大和ハウス工業の予想配当金は90円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは3.09%です。

この数字は配当金の利回りとしては良い部類に入ります。

大和ハウス工業の現在の株価は約2,900円。

最低売買単位は100株ですから、2,900円×100株=290,000円が最低投資額です。

それに対して100株×90円=9,000円の配当金と考えると決して悪くない投資と言えるでしょう。

大和ハウス工業(1925)の株主優待

大和ハウス工業の株主優待はグループ施設で利用できる共通ご利用券です。

大和ハウス工業の手掛けるホテルやゴルフ場、スポーツクラブやホームセンター、レストランなどで利用できます。

なお、大和ハウス工業が手掛けるスポーツクラブは全国的に展開しているNASです。

そのため、すでにNASへ入会している人、あるいはスポーツクラブに興味のある人にとっても魅力的な株主優待と言えるでしょう。

また、これらの施設を利用する機会のない人にとっても大和ハウス工業の株主優待は無駄にはなりません。

大和ハウス工業の株主優待券はすき焼きやしゃぶしゃぶ、高級ティーセットなど各種グルメギフトと引き換えることも可能です。

ただし、すき焼きなどを貰うためには500株以上の投資が必要です。

とはいえ、最低売買単位の100株でもお茶やめんたい高菜が貰えます。

総じて、大和ハウス工業の株主優待は手厚いと言って良いでしょう。

大和ハウス工業(1925)の株価分析を競合他社と比較

大和ハウス工業の競合他社としてここでは大東建託と積水ハウスの株価分析と比較してみましょう。

まずは大東建託の株価です。

復調気味の大和ハウス工業とは異なり、大東建託の株価はやや軟調。

全体的に株価下落の流れが止まりません。

株価も10,000円程度と気軽に手を指すには最低投資額がハードルになります。

大和ハウス工業の代わりとしては投資しづらいでしょう。

ただし、大東建託には建築工事請負代金や分譲マンション購入金額のキャッシュバックなどの株主優待があります。

大東建託で不動産の建築や購入を考えている人は株主優待目当てで投資を検討しても良いかもしれません。

次に積水ハウスの株価を見てみましょう。

積水ハウスの株価の値動きは大和ハウス工業と少し似ています。

また、足元の業績も決して悪くはありません。

株価が大和ハウス工業にくらべて若干安く投資しやすいという点もメリットです。

配当金利回りも4.61%と破格です。

大和ハウス工業へ手が届かないという人にとっては、代わりとなる投資先として十分な条件と言えるでしょう。

ちなみに、積水ハウスは1,000株以上で5Kgのコシヒカリが貰えます。

1,000株以上という条件付きではありますがお米はあって困るものではありませんから地味に嬉しい株主優待です。

大和ハウス工業(1925)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

大和ハウス工業の株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

大和ハウス工業は今期について厳しい売上予測をしていますが、株価はそれを反映していません。

業績の上方修正などを期待して今のうちに投資しておくというのも良いのではないでしょうか。

また、大和ハウス工業は配当金利回りも悪くなく、手厚い株主優待も期待できます。

株価の単価が比較的安いこともメリットです。

総じて、現在の大和ハウス工業は多くの人にとって魅力的な銘柄となりえるでしょう。