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エムスリー(2413)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

エムスリーは医療関連の情報を提供するサービス。

あまり一般人には馴染みのない企業ですが、医療従事者には非常に人気のあるサービスです。

そんなエムスリーへ投資してみたいという人も少なくないでしょう。

しかし、エムスリーの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待は十分に手厚いものが期待できるのでしょうか。

そこで今回はエムスリーの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

エムスリー(2413)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

エムスリー(2413)の株価分析

エムスリーの事業内容

エムスリーの事業内容はインターネットを利用した医療関連の情報提供サービス。

Medicine=医療、Media=メディア、Metamorphosis=変革の頭文字をとってエムスリーの名前の由来ともなっています。

具体的な主力事業としては医師専門の転職サイトであるM3.comや薬剤師の転職サイトである薬キャリなどが挙げられます。

また、ほかにも細心の医薬品、医療情報をMRが提供するMR君といったサービスもあります。

あるいはエムスリーは臨床試験サービスや製薬企業を中心とした医療関連企業向けのマーケティング支援サービスなども展開しています。

加えて言えば、LINEの提供するサービスのひとつであるLINEヘルスケアとの提携も予定しています。

エムスリーはなかなか具体的な事業が見えにくいところがありますが、総じて医療関係者のための総合的な情報提供サービス業とイメージしてそう大きな間違いはないでしょう。

ちなみに、株価分析でそれほど重要になるわけではありませんが、エムスリーの大株主はソニーです。

そういった意味ではエムスリーはソニーグループのひとつと考えても差し支えありません。

エムスリーの売上の状況

エムスリーの2020年3月決算の売上高は1,310億円。

各種コストを引いた経常利益は346億円です。

時価総額にくらべて売上高は控えめです。

ただ、インターネットを中心とした事業であることから利益率も高く、安定した収益が見込めるという特徴があります。

事実、新型コロナウィルス拡大の悪影響もあるものの、オンラインプラットフォームであるM3.comへの影響は限定的。

むしろ、医療関係者のエムスリーへの需要が高まる結果となりました。

そういった背景から今後エムスリーの業績も堅調に推移すると予想されます。

エムスリーの資産状況

2020年3月決算のエムスリーの総資産は2,218億円。

そのうち資本金と株主資本などが占める割合である自己資本比率は74.9%です。

これはほぼ8割近い資産がエムスリー自身に帰属することを意味します。

したがって、エムスリーの財務健全性は非常に高いと判断できます。

ソニーが背景にあるということもまた安心感を高める材料のひとつです。

株価分析において資金繰り悪化による業績不振などの心配は不要でしょう。

エムスリーの株価分析

エムスリーの株価は中期的に見ても右肩上がり。

むしろうなぎのぼりといった様相を呈しています。

やや過熱感があるもののこの勢いはいましばらく続くと予想されます。

高値でつかむことを恐れなければ良い買い時と言って良いのではないでしょうか。

ただし、5年、10年といった長期で見ても現在のエムスリーの株価は加熱しすぎているのは明らかです。

今後、高い確率で揺り戻しがあると思われます。

そこまで待ってからなるべく安く買うというのも一つの手段です。

なかなか株価分析が難しいところですが4,000円台まで下がれば買い、5,000円でもまだ安いと判断して良さそうです。

エムスリー(2413)の配当金

エムスリーの予想配当金は9.5~10円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは0.16%です。

率直に言って、お世辞にも良い利回りとは言えません。

現在のエムスリーの株価はおよそ6,000円。単元は100株です。

6,000円×100株=60万円の投資に対して、100株×10円=1,000円の配当金というのはいかにも寂しい数字です。

もっとも、エムスリーは利益に関しては内部留保して再投資することを基本方針として掲げています。

もとより、株主還元はそのような積極姿勢に影響の出ない範囲ですることとしています。 エムスリーへ投資する人はその点は事前に承知しておきましょう。

エムスリー(2413)の株主優待

エムスリーに株主優待はありません。

配当金もわずかであることを考えると株主還元が不十分なようにも思えるかもしれません。

しかし、エムスリーが明らかな成長銘柄であることは先に触れたとおりです。

十分に値上がりしてから売却すればかなりまとまった利益になることでしょう。

そういった意味では、エムスリー自身の成長がそのまま株主還元と言えなくもありません。

エムスリーに投資する人は配当金や株主優待ではなく長期保有による株価の上昇を狙っていくことをおすすめします。

エムスリー(2413)の株価分析を競合他社と比較

エムスリーの競合他社としてケアネットの株価分析を比較してみましょう。

ケアネットはエムスリー同様に幅広い医療関連の情報を提供するサービス。

医師向け情報サイトのほか、動画配信による医師教育コンテンツなども提供しています。

そんなケアネットの株価もまたエムスリーと同じようなうなぎのぼりの様相を呈しています。

やはり過熱感があるためいったんの調整は予想されますが、有望株のひとつと言って良いでしょう。

また、株価も3,000円台とエムスリーの半値近いところも魅力です。

エムスリーには手が届かないという人はケアネットへ代わりに投資するのも良いのではないでしょうか。

ただし、現在の株価はあまりにも投機的な印象があるのは否めません。

いったん値下がりするまで少し待ってみるほうが良いかもしれません。

また、配当金は6円、配当金利回りも0.25%とエムスリー同様に寂しい数字。

株主優待もありません。

ケアネットもやはり株価値上がりによる売却益を狙っていくのに適した銘柄です。

さらに言えば、ケアネットはエムスリーとは違い一部上場ではありません。

ケアネットが上場しているのは新興企業が多いマザーズです。

そのため、一部二部上場銘柄にくらべて経営・財務リスクが高くなりがちです。

したがって、完全にエムスリーと同じような株価分析はできませんのでその点は注意しておきましょう。

エムスリー(2413)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

エムスリーの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

エムスリーの株価は新型コロナウィルス拡大を契機に急騰し、いまもなおその勢いにかげりはありません。

この上昇を一時的なものと考えることもできますが、感染症拡大による働き方の変化を考えるとまだまだエムスリーは成長していくと期待できます。

やや高値感はありますが、長期的に見ても良い買い時と言えそうです。

ただ、エムスリーは配当金も安く株主優待もありません。

そういった株価上昇意外の部分を期待する人は別の銘柄への投資を検討しましょう。