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ENEOSホールディングス(5020)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ENEOSホールディングスは国内石油元売りの最大手。

日々ENEOSでマイカーに給油している人も少なくないことでしょう。

そんなENEOSホールディングスへ投資してみたいという人も多いはずです。

しかし、株価分析の結果は投資に値するものと言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待の有無、直近の売上状況などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はENEOSホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

ENEOSホールディングス(5020)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ENEOSホールディングス(5020)の株価分析

ENEOSホールディングスの事業内容

ENEOSホールディングスと言えばガソリンスタンドというイメージをお持ちの人が大半ではないでしょうか。

実際、ENEOSホールディングスの主力事業は石油の元売り。

国内石油販売のシェアの約5割はENEOSホールディングス。

そしてENEOSホールディングスの売上の8割が石油をはじめとしたエネルギー事業です。

ただ、実はENEOSホールディングスは銅をメインとした非鉄金属の事業も手掛けています。

売上に占める割合は1割程度と決して高くはありませんが、ENEOSホールディングスの手掛ける事業の種類は多くありません。

貴重な事業ポートフォリオのひとつとして把握しておくことをおすすめします。

ちなみに、ENEOSホールディングスの社名の由来は「エネルギー」とギリシャ語で新しいという意味である「ネオス」です。

ただ、今のところはENEOSホールディングスが手掛ける新エネルギー事業はまだまだ発展途上中です。

基本的にENEOSホールディングスの主力事業は石油と考えておいて問題ないでしょう。

さらに余談ですがENEOSホールディングスのマスコットキャラクターのエネゴリくん。

なぜゴリラ、と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

これは初めて企業キャラクターを作る際に迷走し紆余曲折あった結果のようです。

しかし、見事に戦略がはまり今ではエネゴリくんは立派なENEOSホールディングスの顔になりました。

世の中なにが成功するか分からないものですね。

ENEOSホールディングスの売上の状況

ENEOSホールディングスの2020年3月期決算の連結売上高は約10兆円です。

ただ、そこから各種経費などを引いた経常利益は1,358億円の赤字。

さらに税金を引いた当期利益は1,879億円の赤字です。

これは言うまでもなく新型コロナウィルスの影響が多大です。

特に航空機業界の不振はENEOSホールディングスのジェット燃料販売の売上を大きく落としました。

さらに言えば銅の資源価格低下も痛手です。

総じて、現在のENEOSホールディングスを取り巻く事業環境は厳しいものと言えるでしょう。

ENEOSホールディングスの資産状況

2020年6月期におけるENEOSホールディングスの総資産は7兆6,949億円。

そのうち資本金と株主資本等が占める割合である自己資本比率は29.1%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性を示す指標。

一般的には高いほど健全とみなされます。

そしてENEOSホールディングスの自己資本比率29.1%は明らかに低めの数字です。

しかし、ENEOSホールディングスは複数の信用機関から財務面について「安定的」という格付けを取得しています。

数値こそ低めですが、基本的に株価分析の際に財務的な部分を悪材料として考える必要はないでしょう。

ENEOSホールディングスの株価分析

ENEOSホールディングスの株価は深刻な売上状況を反映して軟調。

低い水準をさまよっています。

ただ、直近の第1四半期の決算の内容は好調。 財務面でも健闘しています。

中長期的に見ても現在のENEOSホールディングスの株価は極めて割安と見られます。

遅からず株価上昇、とまではそう簡単にいかないでしょうが中長期的な視点で見ればたいへん良い買いのタイミングと言えるのではないでしょうか。

ENEOSホールディングス(5020)の配当金

ENEOSホールディングスの予想配当金は22円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは6.2%です。

この6.2%という配当金利回りは極めて高い数字です。

また、ENEOSホールディングスの現在の株価がおよそ355円と手頃であることも高評価です。

ENEOSホールディングスの売買単位は100株。

つまり、4万円もあれば投資可能な計算です。

それに対して100株×22円=2,200円の配当金と考えると実に割の良い投資です。

仮に100万円分投資したならばそれだけで年間66,000円の配当金です。

ここまで高い配当金利回りはなかなか珍しいものです。

株価上昇云々以前に配当金だけでもENEOSホールディングスへ投資する価値は十分にあると言えるでしょう。

ENEOSホールディングス(5020)の株主優待

ENEOSホールディングスに株主優待はありません。

ガソリンの割引などがあると助かる人もおおいのでしょうが、そもそも都心部では車が不要です。

日本の人口が都心部へ集中していることを考えると、おそらく今後もENEOSホールディングスがガソリン関係の株主優待を実施することはないでしょう。

ただ、ENEOSホールディングスの配当金が破格であることは先に触れたとおりです。

株主優待がなくとも株主還元としてはそれだけで十分すぎるでしょう。

ENEOSホールディングス(5020)の株価分析を競合他社と比較

ENEOSホールディングスの競合他社としてコスモエネルギーホールディングスと出光興産の株価分析と比較してみましょう。

まずはコスモエネルギーホールディングスの株価です。

株価の値動きはENEOSホールディングスとほぼ同様。

厳しい状況です。

ただ、足元の業績に回復傾向が見られることもまたENEOSホールディングスと同じです。

これからの反発を見越して投資するのも良いでしょう。

次に出光興産の株価を見てみましょう。

出光興産の株価もほぼ同じですね。

ENEOSホールディングスには及びませんが高めの配当金も期待できます。

業績の回復基調も同様です。

エネルギー関連各社、新型コロナウィルスの影響はほぼ横並びと見て良いでしょう。

今のところは、ご自分の資金力と好みに応じて自由に投資しても問題ないのではないでしょうか。

ENEOSホールディングス(5020)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

ENEOSホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価については厳しい売上状況がダイレクトに表れており軟調。

ただ、割安感もあるうえに今後の回復も十分に期待できるため中長期的には良い買いのタイミングと言って良さそうです。

また、ENEOSホールディングスは株主優待こそありませんが、配当金利回りが6%超えという驚異的な数字です。

仮に株価の回復にいくばくかの時間がかかったとしても、それまでの配当金だけでもそれなりのリターンが期待できるでしょう。