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エヌビディア(NVDA)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

エヌビディアは近年AI銘柄として注目されている企業。

そんなエヌビディアへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、株価分析の結果は投資に適しているものと言えるのでしょうか。

また、配当金や直近の決算などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はエヌビディアの株価分析と配当金、決算について分かりやすく解説していきます。

エヌビディア(NVDA)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

エヌビディア(NVDA)の株価分析

エヌビディアの事業内容

エヌビディアはGPUメーカーの大手。

といっても、なんのことか分からないという人も少なくないでしょう。

GPUとはグラフィックプロセッシングユニットの略称。

パソコンにはCPUが搭載されているのはご存知かと思いますが、GPUは画像処理に特化したCPUのようなものです。

そのGPU分野においてエヌビディアは一躍注目を浴びています。

これはエヌビディアの製造するGPUがAIの処理に適していることが判明したからです。

そのため、エヌビディアは株価分析の際にはAI銘柄として扱われることも珍しくありません。

ただ、実際のところエヌビディアの売上の大半はゲーム用GPU事業とデータセンター事業が源泉です。

その他のセグメントの売上は微々たるものです。

たとえば自動車セグメントに関しては全体の売上のわずか3%。 現状、ほとんど無視して良い低度です。

基本的にエヌビディアの事業はゲーム用GPUとデータセンターと考えておけば良いでしょう。

ちなみに、エヌビディアの社名の由来は「想像する」を意味する「envision」という英単語。

しかし、創業当初すでに「envision」は他社に使われていたため現在のエヌビディアという造語になったそうです。

エヌビディアの売上の状況

2020年1月期のエヌビディアの売上高は109億ドル。

日本円換算で約1兆1,000万円です。

そこから経費などを引いた経常利益では29億ドル。

約3,000億円です。

2021年1月期の売上についてはエヌビディアは大幅増収の157億ドルを見込んでいます。

これは新型コロナウィルスにより在宅勤務が普及したこと、また在宅時間増加によりゲームの需要が高まったことが主要因です。

総じてエヌビディアの業績の見通しは極めて明るいと言って良いでしょう。

なお、エヌビディアの売上の大半はアジア圏に依存しています。

特に台湾と中国をあわせるとエヌビディアの売上の約5割にものぼります。

より詳細にエヌビディアの売上動向を調べたい人はそれらの地域の動向を見ると良いでしょう。

エヌビディアの資産状況

2020年1月期のエヌビディアの総資産は173億ドル。

自己資本比率は70.48%です。

自己資本比率は総資産のうち株主資本等が占める割合。

高いほど財務的に安定しているとみなされる指標です。

エヌビディアの自己資本比率は7割超え。

十分すぎるほど健全な財務と言えるでしょう。

エヌビディアの株価分析

好調な売上を反映してエヌビディアの株価は明らかな右肩上がり。

この1年で2倍近くまで高騰しています。

ただ、これが良い買いのタイミングかどうかというと微妙なところです。

5年、10年といった中長期で見ると分かりますが、現在のエヌビディアの株価はあまりにも高騰しすぎています。

いったんどこかで調整が入ると考えておいたほうが良いでしょう。

エヌビディア(NVDA)の配当金

エヌビディアの予想配当金は年間0.65ドル。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは0.11%です。

この配当金の利回りはお世辞にも高いとは言えません。

米国株(アメリカ株)には高い配当金が得られる銘柄も少なくありません。

配当金狙いで投資するつもりの人はエヌビディア以外の銘柄を探すことをおすすめします。

たとえばエクソン・モービルの配当金利回りは8%超え。

あるいはお馴染みのコカ・コーラの配当金利回りは3.2%です。

いずれにせよエヌビディアとは雲泥の差です。

配当金重視の人は色々な銘柄を探してみましょう。

エヌビディア(NVDA)の配当月

エヌビディアの配当金は「1月、4月、7月、10月」に確定します。

それぞれ0.16ドル程度の配当金が貰えます。

ここでお気づきかと思いますが米国株(アメリカ株)の配当金は四半期ごとに貰えます。

また、米国株(アメリカ株)の決算月には「3月、6月、9月、12月」など複数のパターンがあります。

エヌビディアの配当付きのパターンはやや特殊です。

したがって、他のパターンと組み合わせると配当金を貰える頻度も上がります。

資金力のある人はそういったポートフォリオを組むのも良いでしょう。

エヌビディア(NVDA)の決算

エヌビディアの2020年第2四半期決算における売上高は38億7,000万ドル。

前年同期比で実に50%の増加です。

内訳としてはゲーム事業が約16.5億ドル、データセンター事業が17.5億ドル、その他が4億ドル強です。

特にデータセンター事業は前年同期比で54%増と全体の売上増加に大きく寄与しています。

新型コロナウィルスによる特需とはいえ、かなりの好決算と言えるでしょう。

また、エヌビディアの業績は2021年以降も順調に推移すると予想できます。

直近の決算だけではなく全体的にもまだまだ伸びしろのある銘柄と言えるでしょう。

エヌビディア(NVDA)の株価分析を競合他社と比較

エヌビディアの競合他社としてここではインテルとAMDの株価分析と比較してみましょう。

まずはインテルの株価です。

インテルの株価はエヌビディアとは対照的。 明らかに冴えていません。

これは半導体の生産に遅れが生じて、一部の業務を外部に委託することになったことが大きな原因と考えられます。

また、近年のインテルは競合他社も多く厳しい状況にあります。

エヌビディアと同等に考えるのは危険でしょう。

次にAMDの株価です。

AMDはアドバンスドマイクロデバイシズ社の略称。

エヌビディアと同じくGPUの大手です。

それゆえか株価の動きもほぼエヌビディアと同じです。

ただ一方で、株価の単価が100ドル未満と手頃です。

資金力に不安のある人はエヌビディアの代わりに投資するのも良いでしょう。

ちなみに、AMDはRYZEN(ライゼン)というCPUも製造しています。

そちらは近年インテルのCPUをしのぐ性能です。

これからPCを購入する人はインテルにこだわらずRYZENも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

エヌビディア(NVDA)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説 まとめ

エヌビディアの株価分析と配当金、決算について解説してきました。

株価は好調な決算を反映して急騰。

現在も高い水準を維持しています。

ただ、中長期的に見ても現在のエヌビディアの株価は高すぎる印象です。

投資するにしてもタイミングについては慎重な判断が必要でしょう。

また、エヌビディアは配当金こそあるものの、お世辞にも高い利回りではありません。

配当金についてはオマケのようなものと考えておいたほうが良いでしょう。