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GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

GMOペイメントゲートウェイは決済代行を主力事業とする企業。

大手インターネット企業であるGMOグループのひとつです。

そんなGMOペイメントゲートウェイへ投資してみたいという人も少なからずいることでしょう。

しかし、株価分析の結果は投資に値するものと言えるのでしょうか。

また、配当金や直近の売上高、株主優待などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はGMOペイメントゲートウェイの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株価分析

GMOペイメントゲートウェイの事業内容

GMOペイメントゲートウェイの事業は「決済代行」「金融関連」「決済活性化」の3つのセグメントで構成されています。

決済代行事業はGMOペイメントゲートウェイの主力事業。 総売上高の約6割が決済代行事業によるものです。

次いで金融関連事業と決済活性化事業がそれぞれ約2割の売上高を占めます。

しかし、セグメントの名前からは具体的な事業内容がイメージしづらいのではないでしょうか。

決済代行事業は加盟店向けにGMOペイメントゲートウェイのクレジットカード決済システムを提供する事業。

オンラインだけではなく対面でのクレジットカード決済も対象です。

金融関連事業は加盟店への貸付や売掛(うりかけ)債権回収、あるいはそれらを組み合わせた後払いサービスなどを展開する事業。

主にEコマースを手掛ける事業所を支援するサービスです。

決済活性化事業は、金融機関のおこなうキャッシュレスビジネスの推進を支援するサービスです。

たとえば銀行系のキャッシュレス決済サービスである銀行PayはGMOペイメントゲートウェイのシステムを基盤としています。

GMOペイメントゲートウェイの事業は全体的に雲をつかむようで実態がつかみづらい部分があります。

ただ、基本的にはEコマースとキャッシュレス決済を支援するサービスがメイン事業と考えておけば大きな間違いはないでしょう。

GMOペイメントゲートウェイの売上の状況

GMOペイメントゲートウェイの2020年9月期の通期連結売上高は前年同期比22.7%増の330億円。

そこから各種経費などを引いた経常利益で見ても前年同期比18.2%増の109億円です。

セグメントとしては決済活性化事業以外は20%を超える売上増加。

新型コロナウィルスの流行は多くの業種にとってマイナスの影響を及ぼしました。

しかし、GMOペイメントゲートウェイに関しては影響は限定的。

むしろ、外出自粛によるEコマース利用の増加は結果としてGMOペイメントゲートウェイの売上を大きく押し上げるかたちとなりました。

そしてGMOペイメントゲートウェイのビジネスモデルはいったん販売すればそれで終わりという一過性のものではありません。

加盟店での決済が増えればGMOペイメントゲートウェイの売上も増すフィー型ビジネスです。

したがって、新型コロナウィルス収束後も引き続き好調な業績が期待できるでしょう。

GMOペイメントゲートウェイの資産状況

GMOペイメントゲートウェイの2020年6月期の総資産は1,926億円。

そのうち株主資本等が占める自己資本比率は15.4%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性をあらわす一般的な指標。

高いほど安定しているとみなされます。

GMOペイメントゲートウェイの自己資本比率15.4%はかなり低めの数字です。

ただ、GMOペイメントゲートウェイは金融関連事業も手掛けています。

そのため総資産における他人資本の割合も高くなり、自己資本比率も低くなりがちなだけです。

たとえばクレジットカードの決済代行は加盟店の売上をいったん預かり、あとからクレジットカード会社へ支払うものです。

数字のうえで自己資本比率が低いからといってGMOペイメントゲートウェイが財務的に脆弱なわけでもありません。

株価分析の際に財務面の心配は不要です。

GMOペイメントゲートウェイの株価分析

好調な売上を受けてGMOペイメントゲートウェイの株価は右肩上がりです。

ただ、今が良い買いのタイミングかどうかというと難しいところです。

短期的に見てもGMOペイメントゲートウェイの現在の株価は高すぎます。

キャッシュレス決済やフィンテックが成長著しい分野であることは事実です。

しかしそれでも、1年も経たずに倍近い値になっていると考えると過熱しすぎてきる感は否めません。

遅からず調整が入る可能性も高いでしょう。

投資するにしてもいったん様子見しておくのも良いかもしれません。

GMOペイメントゲートウェイ(3769)の配当金

GMOペイメントゲートウェイの予想配当金は54円です。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは0.42%。

この配当金の利回りは率直に言って低めです。

ただ、GMOペイメントゲートウェイは15期連続で増収増益。

それにともない配当金も増額を続けています。

株価が割安なうちに投資しておけば中長期的にはそれなりの利回りも期待できるでしょう。

GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株主優待

GMOペイメントゲートウェイに株主優待はありません。

GMOペイメントゲートウェイはGMOグループのひとつですから、系列企業で利用できるなんらかの株主優待があっても良さそうです。

しかし、残念ながらそういった株主優待もありません。 今後も株主優待については期待しないほうが良いでしょう。

GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株価分析を競合他社と比較

GMOペイメントゲートウェイの競合他社としてウェルネットの株価分析と比較してみましょう。

ウェルネットはコンビニ向け決済代行の大手。

プリペイド型電子マネーや電子チケットサービスも主力です。

しかし、株価の動きはGMOペイメントゲートウェイとは大きく異なります。

新型コロナウィルスの影響も脱しきれていません。

これは新型コロナウィルスの流行により航空、バス、鉄道などの交通関連事業が大きな痛手を受けたことが大きな理由のひとつです。

そもそもウェルネットはキャッシュレス決済サービス事業も展開していますが基本は対面決済。

EコマースがメインのGMOペイメントゲートウェイと同じように考えるのは難しいでしょう。

GMOペイメントゲートウェイ(3769)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

GMOペイメントゲートウェイの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価は好調な売上を受けて急上昇。

ただし、過熱感が見られるため投資のタイミングには要注意です。

また、GMOペイメントゲートウェイは株主優待もなく配当金の利回りも低めです。

増配を続けているため中長期的には利回りも改善しますが、それにもいくらかの時間を要します。

基本的にGMOペイメントゲートウェイは純粋な株価上昇を期待して投資する銘柄と考えておきましょう。