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東日本旅客鉄道(9020)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

東日本旅客鉄道は関東圏の交通インフラの要となる企業。 要するにJR東日本です。

そんな東日本旅客鉄道へ投資してみたいという人も多いことでしょう。

しかし、昨今の社会情勢を考えると東日本旅客鉄道の売上状況や株価分析は厳しい結果になるのではと二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか。

また、配当金や株主優待は十分なのだろうかとお考えの人もいるでしょう。

そこで今回は東日本旅客鉄道の株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

東日本旅客鉄道(9020)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

東日本旅客鉄道(9020)の株価分析

東日本旅客鉄道の事業内容

東日本旅客鉄道とはつまりJR東日本です。

言うまでもなく主な事業は運輸・鉄道です。

しかし、実は東日本旅客鉄道の事業内容は運輸・鉄道にとどまりません。

実際には駅近辺の不動産を利用したホテル業、倉庫業、果ては広告、出版、金融まで東日本旅客鉄道の事業は多岐にわたります。

たとえば、主に関東圏をベースに営業しているホテルであるメッツやメトロポリタンホテルズなどは東日本旅客鉄道の系列ホテルです。

また、東日本旅客鉄道の金融事業としてはSuicaと連携できるビューカードなどのクレジットカードが代表的です。

ちなみに、まさに群雄割拠といった様相のキャッシュレス決済サービス業界ですが、関東圏にかぎってはSuicaが最強という説もあります。

実際、Suicaは非接触型ICカードの先駆けです。

東日本旅客鉄道が本気を出せばキャッシュレス決済業界のトップに立つのも難しくないかと思われます。

東日本旅客鉄道は鉄道・運輸以外の事業の成長も目覚ましいところがあります。

株価分析の際にはそれらの動向も考慮しておきましょう。

東日本旅客鉄道の売上の状況

東日本旅客鉄道の2020年3月期の連結売上高は2兆9466億円。

そこから経費などを引いた経常利益は3,395億円です。

現在のところ、東日本旅客鉄道は2021年の売上予測を新型コロナウィルスの影響により予測不能としています。

ただし、外出自粛や県外旅行控えなど運輸・鉄道、ホテル事業への影響は多大。

2021年の売上が極めて厳しい数字を叩き出すことは間違いないでしょう。

もっとも、すでに売上減少は東日本旅客鉄道の株価分析へは織り込み済みと思われます。

今後の展望いかんではたやすく回復することも十分に考えられます。

そういった意味では、それほど悲観的な状況でもありません。

東日本旅客鉄道の資産状況

2020年6月期における東日本旅客鉄道の総資産は8兆6721億円。

そのうち株主資本と資本金などが占める割合である自己資本比率は34.1%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性をはかる一般的な指標。

東日本旅客鉄道の34.1%は平均的かやや優秀な数字です。

ちなみに、鉄道業界は多大な設備投資が必要なため自己資本比率が他業種にくらべて低くなりがちです。

しかし、鉄道・運輸は社会の重要なインフラです。 そのためそうそう破綻するようなことはありません。

関東圏の移動の要である東日本旅客鉄道であればなおさらです。

したがって、株価分析において財務的な部分を不安視する必要は極めて低いと言って良いでしょう。

東日本旅客鉄道の株価分析

東日本旅客鉄道の株価は新型コロナウィルス拡大後に急落。

いったん回復の兆しもありましたが、いまだ下落トレンドはおさまっていません。

ただし、10年といった長期で見ると現在の株価はほぼ底に近いと考えられます。

また、GoToキャンペーンによる追い風も期待できます。

短期、中長期いずれで見ても株価が割安である現在は良い買いのタイミングと考えても良いでしょう。

ただし、比較的安定している東日本旅客鉄道の株価ですが、事故や天災などの不測の事態による株価下落の可能性はゼロではありません。

そういった事態が発生すればもう一段の下げもありえます。

投資の際にはそのようなリスクがあることは念のため心得ておきましょう。

東日本旅客鉄道(9020)の配当金

東日本旅客鉄道の予想配当金は100円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは1.54%です。 これはまずまずの数字です。

仮に100万円分投資しておけば約1万5000円の配当金が毎年貰えるわけです。

そう考えると悪くない投資と実感できるのではないでしょうか。

また、東日本旅客鉄道への投資の旨味は配当金だけではありません。

次に詳しく解説しますが、株主優待もあわせて考えると非常に割りの良い投資であることが分かります。

東日本旅客鉄道(9020)の株主優待

東日本旅客鉄道の株主優待は運賃・料金の40%割引券です。

100株保有で1枚、以降100株ごとにプラス1枚の株主優待券が貰えます。

10万株ではなんと500枚にもなります。

ここまでくると自分ではとうてい使い切れないかと思います。

そういった際にも心配はありません。

東日本旅客鉄道の株主優待は金券ショップで非常に高値で売却できるからです。

なお、フリマアプリでの株主優待の売買はルール違反です。

株主優待を売買するときは必ず古物商免許のある正規の金券ショップを利用しましょう。

また、東日本旅客鉄道は系列ホテルで利用できる株主優待券なども貰えます。

そちらの割引率は20%とやや控えめですが十分にお得な内容です。

出張が多い人や旅行好きな人は投資しておいて損はないでしょう。

東日本旅客鉄道(9020)の株価分析を競合他社と比較

競合他社と言うと微妙なところですが、ここでは東日本旅客鉄道の株価分析を西日本旅客鉄道と比較してみましょう。

西日本旅客鉄道は要するにJR西日本です。

株価の動きも東日本旅客鉄道とほぼ同様。

この一年でおよそ半値まで下げています。

ただ、西日本旅客鉄道は東日本旅客鉄道以上に株主優待が手厚いという特徴があります。

運賃・料金の割引率も破格の50%。

もちろん、系列ホテルや百貨店で利用できる優待券も貰えます。

株価の価格も東日本旅客鉄道とほぼ同水準。

関西圏へ移動することが多い人は東日本旅客鉄道よりもこちらへの投資のほうがおすすめです。

いずれにしろ、本来値がさ株であるJRグループの株価が手頃な価格である現在は良い投資のタイミングと言えるでしょう。

仮にしばらく株価が戻らないとしても、先に触れたように手厚い株主優待の恩恵には預かれます。 気長に回復を待ちましょう。

東日本旅客鉄道(9020)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

東日本旅客鉄道の株価分析と配当金、株主優待を解説してきました。

株価については新型コロナウィルスの影響により急落。

現在もまだ値を戻していません。

ただ、これは逆に本来値がさ株である東日本旅客鉄道を割安に購入する良い機会とも言えます。

東日本旅客鉄道は株主優待が非常に手厚いうえにそれなりの配当金も期待できます。

仮に株価回復にある程度の時間がかかったとしても、十分に割りの良い投資になることでしょう。