ゼロ株

ゼロから株を知りたい方向に情報を発信しています

日立製作所(6501)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

「Inspire the Next」の企業メッセージで有名な日立製作所。

「この木なんの木」のCMでも有名です。

そんな日立製作所へ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、日立製作所の株価分析はどのようになっているのでしょうか。

また、配当金や株主優待は貰えるのでしょうか。

そこで今回は日立製作所の株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

日立製作所(6501)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日立製作所(6501)の株価分析

日立製作所の事業内容

日立製作所の創業は1910年。

すでに100年以上の歴史を持つ老舗企業です。

その主な事業内容は多岐に渡ります。

「IT」「エネルギー」「モビリティ」「ライフ」「インダストリー」と5つの事業セグメントに分けてそれぞれの領域で活躍しています。

たとえば、日立ソリューションズはIT関連のコンサルティングやシステムインテグレーションを手掛けています。

あるいはモビリティセグメントではエレベーターで有名な日立ビルシステムなどが挙げられます。

一般的にあまり知られていないところでは海外における原発の製造などもおこなっています。

そして、日立製作所はひとつの事業セグメントに売上を依存してはいません。

バランスよく事業を展開しており、もっとも大きなセグメントであるITであっても総売上高に占める割合は20%にすぎません。

株価分析において、こういったバランスの良い事業展開はリスク分散となるためポジティブな評価ができます。

余談ですが日立製作所を象徴する「この木なんの木」。

これは世代によって異なる樹木が撮影されていましたが、現在はハワイのモアナルアガーデンにあるモンキーポッドという樹木が使われています。

もしハワイを訪れる機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

日立製作所の売上の状況

日立製作所の2020年3月期の売上高は8兆7673億円。

経費などを引いた経常利益は1,803億円です。

また、2021年の売上は7兆8800億円と10%の減少と予測されます。

これは言うまでもなく新型コロナウィルスの影響が多大です。

ただ、子会社である日立化成の売却もまた大きく影響しています。

もっとも、日立製作所全体としては日立化成の売却は減収、増益の結果となっています。

株価分析でそれほどネガティブ評価になるものでもありません。

ちなみに、日立製作所の地域別売上高の構成比は国内49%、海外51%です。

そのため為替レートの変動による業績への影響も比較的軽微に済みます。

こういった国内外で半々に取り引きを分散させていることもまた高く評価できます。

日立製作所の資産状況

2020年6月期における日立製作所の総資産は10超1605億円。

そのうち資本金と株主資本などが占める割合である自己資本比率は29.9%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性を図る一般的な指標。

日立製作所の29.9%という自己資本比率は業界平均かやや低めといったところです。

ただし、自己資本比率が低いということは必ずしも資金繰りが悪化しているということではなく、借入金などを活用して積極的に事業展開しているという解釈も可能です。

そして、日立製作所の場合は後者の側面が強いと言えます。

それほど深刻に財務的な不安定さを心配する必要はないでしょう。

日立製作所の株価分析

日立製作所の株価は新型コロナウィルス拡大後に一気に急落。

その後、3,000円前後でもみ合っていましたが、決算発表後に緩やかに回復基調に乗っています。

予断は許さない状況ですが買いに走るのに悪くないタイミングと言えそうです。

5年間とやや広めに時間軸をとっても日立製作所の現在の株価は低水準です。

中長期的に見ても悪くない買い場と考えても良いのではないでしょうか。

日立製作所(6501)の配当金

日立製作所の予想配当金は95~100円。

投資に対する配当金の割合である配当金利回りは2.58%です。

利回りとしては平均的ですが、株価を考えると比較的投資しやすいと言って良いでしょう。

具体的には日立製作所の現在の株価は3,500円程度。

売買単位は100株からです。

したがって、3,500円×100株=35万円程度から投資可能です。

それに対して100株×100円=10,000円の配当金と考えると悪くないリターンではないでしょうか。

なお、日立製作所は株主還元方針で配当金の扱いを明確に示してはいません。

ただ、ここ5年間に継続して増配しているという実績があります。

よほどのことがないかぎりは今後も安定した配当金を期待しても良いでしょう。

日立製作所(6501)の株主優待

日立製作所に株主優待はありません。

日立といえばエアコンや冷蔵庫をはじめとしてドライヤーやマッサージ機器などのヘルスケア製品も製造しています。

そういったヘルスケア・ビューティー関連の株主優待がありそうなものですが、残念ながら一切そのようなものはありません。

昨今、株主優待は株主以外の消費者との公平性の観点から問題視する企業も珍しくありません。

そういった事情を考えても、日立製作所が今後なんらかの株主優待を設定する可能性は低いと思われます。

株主優待をメインに投資してみたい人は日立製作所以外の銘柄を探すことをおすすめします。

日立製作所(6501)の株価分析を競合他社と比較

日立製作所の競合他社としてここでは東芝と三菱電機の株価分析を比較してみましょう。 まずは東芝です。

東芝の株価は日立製作所と似たような動きをしています。

株価の価格自体も3,000円前後と日立製作所と同水準です。

ただ、現状は明らかに下落傾向にあります。

東芝が海外の原発事業で日立製作所と肩を並べたのもいまは昔。

かつてのような勢いを取り戻すにはまだいくらかの時間を要するでしょう。

株価分析においても日立製作所の代わりに投資するにはまだまだ不安が残ると言わざるを得ません。 次に三菱電機。

三菱電機の株価は日立製作所とはずいぶん様相が異なります。

緩やかな下落トレンドが落ち着き、現在は方向感を探しているといった印象です。

ただ、三菱電機の株価は1500円前後と日立製作所のおよそ半値。

そして配当金利回りは日立製作所とほぼ同じ2.74%です。

三菱電機は資金力に不安が残る人にとっては日立製作所の代わりに投資しやすい銘柄と言えるでしょう。

日立製作所(6501)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

日立製作所の株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価については新型コロナウィルスの影響により急落したものの現在は回復基調にあります。

一時的に割安になっている今のうちに仕込んでいくというのも悪くないと思われます。

株主優待はありませんが、配当金は2%半ばと悪くありません。

3,500円という株価も手頃です。 少額の資金で中長期的に配当金をもらってみたいという人には日立製作所は投資しやすい銘柄と言って良いでしょう。