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ホンダ(7267)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ホンダはトヨタ、日産と並ぶ大手自動車メーカー。

スーパーカブやNSXといった二輪車もまた代表的なホンダ製品です。

そんなホンダへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際のところホンダの株価分析の結果は投資するに値するのでしょうか。

また、株主優待や配当金などはもらえるのでしょうか。

そこで今回はホンダの株価分析と配当金・株主優待について分かりやすく解説していきます。

ホンダ(7267)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ホンダ(7267)の株価分析

ホンダの事業内容

ホンダは言わずとしれた大手自動車メーカー。

正式な企業名称は本田技研工業です。

ただし、株式の情報サイトなどでは「ホンダ」の通名で扱われることも珍しくありません。

ここでもそのように本田技研工業ではなくホンダとして扱っていきます。

ホンダの主力製品は自動車。

しかし、世界的に見ると二輪車のシェアが世界でもトップを誇っています。

北米やアジアなどで走っている二輪車を見ると、いかにホンダのスーパーカブが多いか分かることと思います。

また、ホンダは発動機、いわゆるエンジンの製造技術も高く、農機具や発電機などの製造も手掛けています。

日産やトヨタ、スバルとはこの点がやや異色と言えます。

余談ですが、ホンダのスーパーカブは燃費の良さや耐久性、カスタム性などで世界的に他社の追随を許さない評価を受けています。

一例を挙げると、スーパーカブは耐久試験をする機械のほうの耐久性が持たないと言われるほどです。

このことからもホンダが唯一無二のブランド力を持っていることが見て取れます。

ホンダの売上の状況

ホンダの2020年3月期決算における売上高は14兆9,310億円。

経費などを引いた経常利益は7,899億円です。

さすがの売上高といったところです。

ただ、2021年の売上高予想は12兆8,000億円と控えめ。

これは新型コロナウィルス拡大による需要減や国内外生産拠点の出社規制などが大きく影響しています。

とはいえ、新型コロナウィルスによる影響は限定的。

収束後の見通しは暗くありません。

ホンダはインドやアジア圏でのシェアが非常に大きいという特徴があります。

収束後、中長期的にインド・アジア圏の経済が成長すれば、それにともなってホンダの好業績も期待できます。

ホンダの資産状況

ホンダの2020年3月期決算の総資産は20兆4600億円。

資本金と株主資本の合計である自己資本は約8兆です。

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率は39.2%。

自己資本比率は財務健全性をはかる指標です。

そしてホンダの自己資本比率39.2%は十分に優れた数値です。

株価分析においてホンダの資金繰り悪化を懸念する必要はないでしょう。

ホンダの株価分析

3年という中期で見るとホンダの株価はジワジワと値を下げています。

一見するとこのまま値を下げ続けるのではといった見方もできます。

しかし、5年、10年といった長期で株価分析すると現在の価格はほぼ最安値の範囲と見ることもできます。

まだ十分に反転の兆しがあるとは言い切れませんが、新型コロナウィルスの影響をのぞけば足元の業績は悪くありません。

これといって目立った悪材料もありません。

ここを底と見て反転を期待して投資するのも良い判断なのではないでしょうか。

ただし、ホンダは海外売上高比率が高いという特徴があります。

そのため、想定外の円高が続くと大きく業績が悪化する可能性もあります。

ホンダは直近の決算資料における2021円の売上予測の想定為替レートを1ドル=106円としています。

それ以上の円高が続くようであれば業績悪化による株価下落を警戒しておいたほうが良いでしょう。

ホンダ(7267)の配当金

ホンダの予想配当金は44円。 投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは1.67%です。

1株2,600円×100株=260,000円に対して100株×44円=4,400円の配当金と考えると妥当なところです。

なお、ホンダの配当金は一定ではなく業績によって変動します。 事実、新型コロナウィルスの影響が出る以前の直近3年間の配当金は100円を超えていました。

したがって、今後業績が回復するにあたっては増配も十分に期待できます。

割安な株価である今のうちに長期的な配当金収入を見込んで投資するのも良いでしょう。

ホンダ(7267)の株主優待

ホンダの株主優待は以下のとおりです。

・遊園地利用券

(※ ツインリンクもてぎ、鈴鹿サーキットのいずれか)

・ホンダの事業所視察、レースへの招待

(※ スーパーフォーミュラー)

・オリジナルカレンダー

・抽選で1組4名をイベントに招待

いずれも100株以上の保有が条件です。

また、長期保有者には別途長期保有者向けイベントコースも選択できるようになります。

いずれにせよ、配当金がもらえるうえに株主優待もあるのは嬉しいところです。

レースへの招待などもクルマ好きの人にとってはとても楽しい体験になるかと思います。

ホンダが好きならば値上がりや配当金を当てにせずとも十分にもとが取れる投資となるのではないでしょうか。

もちろん、十分に値上がりしてまとまった売却益が出せるに越したことはありませんが。

ホンダ(7267)の株価分析を競合他社と比較

ホンダの競合他社として、ここではトヨタと日産、スズキの株価分析を比較していきます。

とくにスズキはKATANAを代表とする二輪車の製造販売もあるため、二輪車でもホンダの競合と言えます。

まずはトヨタを見ていきましょう。

トヨタの値動きは中期的にはホンダと同じです。

ただ一方で長期的に見るとトヨタは緩やかな右肩上がりで株価が値上がりしています。

この傾向は変わらないと思われます。

したがって、トヨタは短期の値上がりを見込むというよりは長期保有に向いている銘柄と言ってよいでしょう。

日産はお家騒動もあり、株価は明らかな下落傾向。

かなり割安になってはいるものの買い時かどうかの判断は難しいところです。

単に反転を狙うのであれば足元の業績が良いホンダのほうが買いやすいかもしれません。

スズキの株価もまた下落基調です。

しかし、明らかに反転の兆しが見て取れます。

ただ、ホンダとスズキでは為替レートの変動による影響が真逆であることに要注意です。

スズキの特徴は海外での「生産」割合が高いこと。

そのため円高の影響を受けにくい一方で円安のメリットも享受しにくいという特徴があります。

ホンダの代わりというよりは、同じ自動車銘柄のなかで為替リスクを分散する用途に適している銘柄と言えるでしょう。

ホンダ(7267)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

ホンダの株価分析と配当金・株主優待について解説してきました。

ホンダの株価は長期的に見れば下落傾向。

ただ過去の動きを見ると現在はかなり最安値の水準と言えるため、見方を変えれば良い買い時と言えそうです。

また、ホンダは配当金もあるうえに手厚い株主優待ももらえます。

値上がりによる売却益を狙わずともホンダ好きの人であれば投資して損はない銘柄と言って良いでしょう。