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HOYA(7741)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

コンタクトレンズでお馴染みのHOYA。

視力が良くない人はHOYA製品を愛用している人も少なくないでしょう。

そして、そんなHOYAへ投資してみたいという人も多いことでしょう。

しかし、HOYAの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待はどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はHOYAの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

HOYA(7741)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

HOYA(7741)の株価分析

HOYAの事業内容

HOYAは光学機器、ガラスメーカーの大手。

内視鏡や眼内レンズなどの医療機器や半導体関連のガラス製品の製造もしています。

ただ、やはりHOYAの主力事業はメガネやコンタクトレンズなどの一般消費者向け製品。

これらの一般消費者向け事業だけで総売上高の約半数を占めます。

エレクトロニクスも28%、医療機器は17%と少なくない割合ですが、株価分析のうえではメガネ・コンタクトレンズなどのヘルスケア事業を中心に見ていくと良いでしょう。

ちなみに、HOYAの社名の由来は現在の西東京市にある保谷町です。

西東京市とはいってもほぼ練馬。西武線に保谷駅もあるので練馬区にお住まいの人は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ただ残念ながらすでに保谷にHOYAの社屋はなく、現在の本店所在地は新宿区西新宿です。

HOYAの売上の状況

HOYAの2020年3月期決算の売上高は5兆3,143億円。 各種費用などを控除した経常利益は9,321億円です。

眼鏡屋は利益率が高いと言われて久しいですが、事実数字にも表れています。

5,000円均一メガネなど価格競争も激しくなりつつありますが、売上高と経常利益を見たところHOYAに関してはまだそれほどの影響はないように思えます。

HOYAがメガネ、コンタクトレンズだけではなくその他の事業を展開しているところも大きいでしょう。

なお、HOYAの事業拠点は全世界150点以上。

すでにHOYAはれっきとしたグローバル企業の一員です。

事実、HOYAの総売上高に占める日本市場の売上高の割合は約29%に過ぎません。

株価分析をするうえでは国内市場だけではなく海外にも目を向けるようにしましょう。

HOYAの資産状況

2020年3月期決算のHOYAの総資産は8,110億800万円。

総資産に占める資本金と株主資本の割合である自己資本比率は79.5%です。

自己資本比率は財務健全性を表す指標。

HOYAの79.5%という数字は十分に健全な財務状況と言えます。

株価分析のうえで資金繰り悪化などを懸念する必要はないでしょう。

HOYAの株価分析

3年の中期スパンで見るとHOYAの株価は明らかに右肩上がりです。

新型コロナウィルス拡大によりいったん調整が入りましたが、ふたたび上昇する兆しも見られます。

5年、10年といった長期で見てもこの傾向は変わりません。

やや値上がりしすぎな印象もあるため、しばしば調整が入る可能性はありますが、十分投資に値する銘柄と言って良いでしょう。

HOYA(7741)の配当金

HOYAの予想配当金は1株あたり90円。 投資に値するリターンの割合である配当金利回りは0.83%です。

配当金についてはあまり手厚いとは言えないところです。

また、株価の単価が10,000円を超えるところも手を出しにくいポイントです。

HOYAの単元は100株ですから、単純に100×10,000円=約100万円が最低投資額です。

それに対して100株×90円=9,000円の配当金しか貰えないと考えるとやはり少しさみしい印象です。

配当金を期待して投資するのであればHOYA以外の銘柄を探したほうが良いでしょう。

HOYA(7741)の株主優待

HOYAに株主優待はありません。

一般消費者向け商品のシェアが低くないのだからなんらかの株主優待が欲しいところですが、残念ながら一切の株主優待はありません。

配当金も高くないことを考えると株主還元が不十分なようにも思えます。

ただ、先に触れたようにHOYAは順調に業績を上げつづけている成長企業です。

したがって、十分に株価が値上がりしてから売却すれば大きな利益が見込めます。

そういった意味ではHOYAの成長こそが株主還元と考えられなくもありません。

HOYAへ投資する人はじっくりと成長を待つスタイルを想定しておくことをおすすめします。

HOYA(7741)の株価分析を競合他社と比較

HOYAの競合として同じガラスメーカーであるオリンパスとニコンの株価分析を比較してみましょう。

ここで、メガネの競合であればJINZやメガネスーパーでは、とお考えの人もいるかも知れません。

しかし、HOYAはあくまでメガネレンズなどのガラス製品を生産している事業者です。

また、事業内容もメガネ・コンタクトレンズ以外にも幅広く展開しています。

したがって、単なるメガネ販売事業と比較するのは適切ではありません。

まずはオリンパスの株価分析です。

カメラで有名なオリンパスですが、実際にはHOYAと同じく医療用の光学機器の生産もまた主要な事業内容です。

株価もまたHOYAと同様に右肩上がり。

長期的に見ても同様です。

単価が安いことからHOYAに手の届かない人にとっては投資しやすい銘柄と言えるでしょう。

ただ、配当金は20円と控えめ。

HOYA同様に中期的に成長を待って売却益を狙っていく投資方法に適しています。

次にニコンです。

ニコンの株価はHOYAとは対照的に右肩下がり。 まだ底も見えきっていない状況です。

ニコンの主力事業はカメラレンズ。

そのため高機能カメラ搭載のスマートフォンの普及によりカメラ事業が苦戦を強いられていることが大きな要因です。

そこへ来て新型コロナウィルス拡大による需要減の追い打ちも痛手です。

熱狂的なファンも多いニコンですが、株価分析においては現状、とうていHOYA代わりになる銘柄とは言えないでしょう。

なお、コンタクトレンズで有名なメニコンとニコンはまったく無関係です。

メニコンの由来はそのまま「目にコンタクトレンズ」。

対して、ニコンの社名はかつてニコンの社名が「日本光学工業」だったことから頭文字をとって「Nikon」としただけです。

余談ですが、ニコンの初代工場のあった東京都品川区の大井町にはそれにちなんだ「光学通り」という道があります。

社名にまでなっておきながら保谷町にあまり痕跡のないHOYAとは大違いですね。

HOYA(7741)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

HOYAの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

HOYAの株価は右肩上がりのため中長期的に投資するには向いている銘柄と言えそうです。

ただ、単価が高いことがネックではあります。

また、HOYAには株主優待はなく配当金も高くはありません。

HOYAに投資する人は中長期的な株価の値上がりを待った売却益を狙ったほうが良いでしょう。