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ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

ジョンソン&ジョンソンは総合ヘルスケア企業。

日本でもリステリンやアキュビューなど多彩なブランドを展開しています。

そんなジョンソン&ジョンソンへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、株価分析の結果は投資に値するものと言えるのでしょうか。

また、直近の決算や配当金などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はジョンソン&ジョンソンの株価分析と配当金、決算について分かりやすく解説していきます。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価分析

ジョンソン&ジョンソンの事業内容

ジョンソン&ジョンソンというとベビーパウダーなどのヘルスケア商品をイメージする人が多いのではないでしょうか。

あるいはコンタクトレンズでお世話になっている人も少なくないでしょう。

しかし、そのような一般消費者向け製品はジョンソン&ジョンソンの事業の一部にすぎません。

ジョンソン&ジョンソンの主力事業は医薬品、次いで医療機器です。

具体的な事業割合は医薬品が約5割、医療機器が3割、一般消費者向け製品は2割弱です。

一般消費者向け製品も無視できない規模ではありますが、基本的に株価分析の際にはジョンソン&ジョンソンは医薬品・医療機器メーカーと考えておきましょう。

ちなみに、ジョンソン&ジョンソンの社名の由来は創業者のジョンソン3兄弟。

外科治療において現在では当たり前とされる殺菌済み包帯の使用を提唱したのは実はジョンソン&ジョンソンです。

そう考えると、もはや絆創膏の代名詞となっているバンドエイドが実はジョンソン&ジョンソンの商標だということも納得です。

ジョンソン&ジョンソンの売上の状況

2019年12月期のジョンソン&ジョンソンの売上高は820億ドル。

日本円にして約8兆5,000億円です。

そこから各種経費などを引いた経常利益で見ても173億ドル。

約1兆8,000億円です。

2020年については減収となるも営業利益は増となる見込み。

後ほど詳しく解説しますが、直近の決算は厳しい内容です。

しかし、新型コロナウィルスの影響は永続するわけでもありません。

中期的に見れば総じてジョンソン&ジョンソンの売上の状況は悪くありません。

ジョンソン&ジョンソンの資産状況

2019年12月期におけるジョンソン&ジョンソンの総資産は1,577億ドル。

自己資本比率は37.7&です。

自己資本比率は総資産のうち株主資本等が占める割合。

高いほど財務的に健全であるとみなされる指標です。

ジョンソン&ジョンソンの自己資本比率37.7%は十分に健全と考えて良い数字です。

株価分析の際に財務的な部分を心配する必要はないでしょう。

ジョンソン&ジョンソンの株価分析

ジョンソン&ジョンソンの株価は新型コロナウィルスの流行を契機に一時急落。

しかし、現在はほぼ以前の水準にまで戻しています。

ただ、上値は重い展開です。

中長期的に見てジョンソン&ジョンソンの株価が上昇傾向にあるのは間違いありませんが、その勢いは極めて緩やかです。

値上がり益を狙う人はある程度の中長期保有を前提としたほうが良いでしょう。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の配当金

ジョンソン&ジョンソンの予想配当金は年間4ドル。

予想配当金利回りは2.6%です。

配当金利回りは投資した金額の何パーセントが配当金として貰えるのかの指標。

ジョンソン&ジョンソンの2.6%という数字は決して悪くない利回りです。

たとえば現在のジョンソン&ジョンソンの株価は約150ドル。

10株投資するとすれば150ドル×105円=約15万円が必要になります。

それに対して10株×4ドル×105円=4,200円の配当金です。

こう考えると意外と割の良い投資と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、日本株への投資の最低売買単位は100株ですが米国株(アメリカ株)にそういった単元はありません。 1株からでも投資可能です。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の配当月

ジョンソン&ジョンソンの配当金は「3月、6月、9月、12月」に確定します。

年間約4ドルなので四半期ごとに約1ドルの配当金が貰える計算です。

なお、日本では9月と3月決算が一般的ですが、米国株(アメリカ株)の決算月はある程度自由に企業が決めています。

したがって、異なる決算月の企業に複数投資すると毎月配当金が貰える状況も作れます。

資金力のある人はそういった組み合わせを考えてみるのも良いでしょう。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の決算

ジョンソン&ジョンソンの2020年第2四半期決算月における売上高は183億ドル。

前年同期比で10.8%の減です。 これはやはり新型コロナウィルスの影響が響いています。

セグメントとしては、医薬品は好調だった一方で医療機器と一般消費者向け製品が振るいませんでした。

特に医療機器は前年同期比で33.9%減と大幅な減収です。

これは感染拡大防止の観点から外科治療の延期などが多発したため医療機器への需要が減少したことが大きな理由です。

もっとも、ジョンソン&ジョンソンは通期では増益を見込んでいます。

直近の決算はいまひとつですが、それほどの心配はいらないでしょう。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価分析を競合他社と比較

ジョンソン&ジョンソンの競合他社としてここではファイザーの株価分析と比較してみましょう。

ファイザーは世界最大規模の製薬企業。

新型コロナウィルスの新薬開発で話題に上がったことも記憶に新しいのではないでしょうか。

しかし株価はそれほど高騰していません。

そもそもファイザーの新型コロナウィルスワクチンはあくまでも開発中。

それもファイザーの専売特許ではありません。

あまたある製薬企業も同じく新薬の開発にしのぎを削っています。

実際、ジョンソン&ジョンソンもコロナウイルスワクチンの開発をしています。

ファイザーに関しては報道により期待と失望が入り混じり株価も予測しづらい部分があります。

一方でジョンソン&ジョンソンについては一度ワクチン開発を中断しています。

それゆえか今はそれほどの期待を持って受け取られていない印象です。

コロナウイルス関連の不確実性を回避したい人はジョンソン&ジョンソンのほうが投資しやすいかもしれません。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説 まとめ

ジョンソン&ジョンソンの株価分析と配当金、決算について解説してきました。

株価については新型コロナウィルス以前の水準まで戻したものの、上値が重く勢いが見られません。

直近の決算もあまり良い内容ではありませんでした。

しかし、今後の見通しは決して暗くありません。

また、ジョンソン&ジョンソンは比較的手厚い配当金も期待できます。

中長期保有前提であれば十分に魅力的な銘柄と言って良いのではないでしょうか。