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明治ホールディングス(2269)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

明治ホールディングスは乳製品やお菓子を扱う食品大手のひとつ。

日々、明治ホールディングスの牛乳を飲んでいるという人も多いのではないでしょうか。

そんな明治ホールディングスへ投資してみたいという人も少なくないでしょう。

しかし、株価分析の結果については投資に値するものと言えるのでしょうか。

また、売上の状況や配当金、株主優待などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は明治ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

明治ホールディングス(2269)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

明治ホールディングス(2269)の株価分析

明治ホールディングスの事業内容

明治ホールディングスと言えば乳製品とお菓子というイメージをお持ちの人が大半かと思います。

実際、明治ホールディングスの主力事業は食品です。

牛乳、ヨーグルト、チョコレートなど明治ホールディングスの製品を挙げれば切りがありません。

しかし、株価分析ではもうひとつの意外な事業領域にも注目しておきましょう。

実は明治ホールディングスには医療品セグメントもあるのです。

決して大手ではありませんが、明治ホールディングスの医薬品は抗生物質や抗うつ薬など特定の分類では高シェアを誇っています。

また、医薬品市場は今後も順調に拡大し続けることが期待できます。

今後の明治ホールディングスのビジネスにおいていっそう重要性を増していくと予想できます。

事実、すでに医薬品セグメントの売上高は明治ホールディングス全体の16%にまで達しています。

今のところは主力事業でこそないものの、その動向には注意しておきましょう。

明治ホールディングスの売上の状況

明治ホールディングスの2020年3月期決算の連結売上高は1兆2,527億円。

そこから各種経費などを引いたあとの経常利益は1,033億円です。

また、2021年3月期決算の売上高は前期日横ばいの1兆2,530億円を予想しています。

新型コロナウィルスの影響は多数の業種にとって深刻なダメージを残しました。

しかし、明治ホールディングスに関しては食品部門の売上増加につながりました。

これは免疫力を高めて感染を防止するという点からヨーグルトの需要が高まったからです。

ただ一方で医薬品事業の売上は年度初めの薬価改定のあおりを受けて減少。

結果として両者が相殺されたかたちです。

明治ホールディングスの資産状況

2020年6月期における明治ホールディングスの総資産は1兆377億円。

そのうち資本金と株主資本等が占める割合である自己資本比率は54.4%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性をはかる指標。

明治ホールディングスの自己資本比率は50%以上。

十分に健全であると言って問題ありません。

株価分析のうえで財務的な部分を心配する必要はないでしょう。

明治ホールディングスの株価分析

明治ホールディングスの株価は新型コロナウィルスの影響を脱して以降も上昇。

しかし、現在はふたたび下落へと転じています。

このような不規則な動きは新型コロナウィルス関連のニュースに過敏に反応した結果です。

たとえば、明治ホールディングスとイギリスの企業が新型コロナウィルスのワクチン供給で提携するというニュースは株価急騰につながりました。

またあるいは、うがい薬が感染防止に役立つというニュースもまた大きな値動きの原因となりました。

そういったやや投機的な資金が動いた結果が一時期の株価急騰と考えれば、現在の下落は状況が落ち着きつつある証左であると肯定的な評価も可能です。

もう少し様子見は必要かもしれませんが買いに走るのに悪いタイミングではないでしょう。

明治ホールディングス(2269)の配当金

明治ホールディングスの予想配当金は150円~160円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは2%です。

これは配当金の利回りとしては決して悪くない数字です。

ただ、明治ホールディングスの株価が7,500円程度であることが難点です。

明治ホールディングスの株の売買単位は100株から。

したがって投資するには最低でも70万円ほどの資金が必要になります。

これは気軽に投資するにはやや高いハードルと言えるでしょう。

明治ホールディングス(2269)の株主優待

明治ホールディングスの株主優待は自社グループ製品の詰め合わせです。

100株以上で2,000円相当、500株以上で3,500円相当、1,000株以上で5,000円相当の製品が株主優待として貰えます。

なお、明治ホールディングスの株主優待はお菓子が中心です。

そのため、チョコレートが溶けないように発送時期が10月末となっています。

権利落ち日である3月末をすぎても一向に株主優待が届かないと勘違いしないようにしましょう。

明治ホールディングス(2269)の株価分析を競合他社と比較

明治ホールディングスの競合他社としてここでは江崎グリコと雪印メグミルク、そして味の素の株価分析と比較してみましょう。

まずは江崎グリコの株価です。

江崎グリコには医薬品セグメントはありませんが、株価の動きは明治ホールディングスとそれほど違いません。

配当金利回りは1.46%とやや劣るものの株主優待は明治ホールディングスと同じくお菓子の詰め合わせ。

一方で株価は4,500円程度とやや手頃です。

資金力が不足する人は代わりに投資するのも良いでしょう。

次に雪印メグミルクの株価です。

雪印メグミルクの株価も似たような動きです。

ただ、明治ホールディングスにくらべると全体的に勢いに欠ける印象です。

これは雪印メグミルクの主力である乳製品が飲食店の休業や学校の休校の影響を強く受けた結果と思われます。

とはいえ、ヨーグルトの需要増加はやはり追い風。

今後の回復を期待して投資するのも良いでしょう。

最後に味の素の株価を見てみましょう。

味の素は明治ホールディングスと同じように食品とともに医薬品も手掛ける企業。

ただ、株価の動きは明治ホールディングスとはまったく異なります。

特に目立つ株価急騰は味の素が2021年3月期の売上予測を上方修正したことによります。

巣ごもり消費にあわせて調味料の需要が増すことは誰しも予想したことと思いますが、それ以上の数字が出たということでしょう。

とはいえ、すでに株価が上がり切ってしまった以上、明治ホールディングスの代わりに投資するには遅きに失すると言わざるを得ません。

明治ホールディングス(2269)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

明治ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価については堅調な売上を反映して一時高騰、しかしふたたび下落へと転じています。

ただ、足元の業績は悪くありません。

再びの反転を期待して投資するのも悪くないでしょう。

また、明治ホールディングスは配当金も悪くないうえに自社商品詰め合わせの株主優待も貰えます。

特段手厚いというほどでもありませんが中長期保有前提で考えれば馬鹿にならないリターンともなります。

タイミングには難しいものがありますが、十分投資を検討する価値のある銘柄と言って良いでしょう。