ゼロ株

ゼロから株を知りたい方向に情報を発信しています

三菱電機(6503)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

三菱電機は創業100年を誇る老舗企業。

その名を知らない人はいないでしょう。

そんな三菱電機へ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、三菱電機の株価分析は投資に値すると言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待は期待できるのでしょうか。

そこで今回は三菱電機の株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

三菱電機(6503)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

三菱電機(6503)の株価分析

三菱電機の事業内容

「ニクいね」のキャッチコピーを用いたCMで有名な三菱電機。

冷蔵庫や炊飯器などのキッチン家電でお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、三菱電機の事業内容はそれだけにとどまりません。

三菱電機はエレベーターや太陽電池、はては人工衛星や原発設備など多彩な事業を展開しています。

実際のところ、実は家電の売上高は三菱電機の総売上高の約2割にすぎません。

三菱電機は単なる家電機器メーカーではなく総合電気機器メーカーとしてとらえるべきでしょう。

特に三菱電機はビルシステムや発電所、情報通信などの社会インフラ事業のウェイトが高いという特徴があります。

そして、こういった大規模な機器を一般的に重電と呼びます。

株価分析をする際は三菱電機は家電ではなく重電機器メーカーとして扱うと良いでしょう。

ちなみに、三菱電機とよく似た企業として三菱重工がありますが、両社はまったく異なる企業です。

三菱電機がエアコン、発電機、エレベーターなどを手掛ける一方で、三菱重工の事業内容は造船や航空機などの製造を手掛ける重工業です。

銘柄選定の際には両社を混同しないように注意しましょう。

三菱電機の売上の状況

三菱電機の2020年3月期決算の連結売上高は4兆4625億円。

経費などをのぞいた経常利益は2,820億円です。

前期比では1%程度の減少です。

新型コロナウィルスの影響はまだそれほど顕著には出ていません。

しかし、徐々に表面化してくる見込みです。

事実、三菱電機は2021年3月期の売上を4兆1000億円と前期比で8%減と予測しています。

ただ、それでも他の業種にくらべると影響は軽微。

むしろ、円高の影響が強い印象です。

なお、三菱電機は決算資料に置いて想定為替レートを105円としています。

為替については先が読めないところですが、これは妥当あるいはやや悲観的な想定といった印象です。

したがって、為替市場の状況によっては業績の上方修正も十分にありえるでしょう。

三菱電機の資産状況

2020年6月期における三菱電機の総資産は4兆4463億円。

そのうち資本金と株主資本などが占める割合である自己資本比率は54.5%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性を表す一般的な指標。 三菱電機の自己資本比率54.4%は十分すぎるほどな数字です。

株価分析をするうえで財務面を心配する必要はないでしょう。

そもそも三菱電機は名前に三菱を冠するように財閥系企業のひとつです。

経営体力についてはなんの心配もいらないと考えて問題ないかと思います。

三菱電機の株価分析

ここ3年で見ると三菱電機の株価は一進一退。

1,200円から1,600円のレンジを行ったり来たりで方向感が乏しく株価分析がしにくいところです。

ただ、時間軸を狭めると一定の流れは見えてきます。

この半年で見ると、もみ合いつつも緩やかな上昇トレンドが見られます。

一旦調整は入っているものの、引き続きこの流れは続くと予想できます。

短期的に見れば三菱電機は十分買うに値する銘柄と言って良いのではないでしょうか。

あるいは、とりあえずは1,600円をひとつの目標としてしばらくホールドしておくのも良いかもしれません。

三菱電機(6503)の配当金

三菱電機の予想配当金は40円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは2.77%です。

まずまずの利回りと言えるでしょう。 また、株価が約1,450円と安いことも大きな魅力です。

三菱電機の売買単位は100株からですから、およそ145,000円から投資できます。

この金額であれば誰でも十分に余裕資金の範囲で投資できることでしょう。

それに対して100株×40円=4,000円の配当金。

金額としてはそれほど高くはありませんが、労せずして貰えると考えると十分な金額です。

投資が初めてという人がとりあえず配当金を貰う経験をするうえでも三菱電機は手を出しやすい銘柄と言えるでしょう。

三菱電機(6503)の株主優待

三菱電機に株主優待はありません。

ちょっとしたキッチン家電などが貰えると嬉しいのですが、残念ながらそういったものもありません。

昨今、株主優待は株主以外の人との公平性の観点から問題視する企業も少なくありません。

そういった背景もあり、三菱電機が今後、株主優待を設定する可能性も低いと思われます。

ただ、三菱電機はここ数年で配当金を27円から40円まで増配しています。

利益については株主優待ではなく配当金で還元するスタイルなのでしょう。

そう考えると株主優待がないことも仕方のないことではないでしょうか。

三菱電機(6503)の株価分析を競合他社と比較

三菱電機の競合他社としてここでは日立製作所と東芝の株価分析を比較してみましょう。 まずは日立製作所です。

日立製作所の株価は三菱電機とは違い一度大きく下落しています。

その後に回復してはいるもののまだ以前の水準にまではいたっていません。

もっとも、足元の業績は悪くありません。

いまが割安と判断して買いに走るのも良いでしょう。

ただし、日立製作所の株価は三菱電機の倍以上。

投資するにはそれなりの資金力が必要になります。 次に東芝です。

東芝の株価は明らかな下落トレンド。

そろそろ反転を期待したいところですが、ここが底とは言い切れないところです。

三菱電機の代わりの投資先としては考えづらいでしょう。

また、そもそも東芝は原発事業で巨額損失を出したことがきっかけで東証2部へ降格しています。 東芝がかつての勢いを取り戻すにはいましばらくの時間を要するでしょう。

事業内容としては三菱電機と東芝は比較に適していますが、こと株価分析に関しては三菱電機と東芝は同列には語れないというのが率直な印象です。

三菱電機(6503)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

三菱電機の株価分析と配当金、株主優待について解説してきました 株価に関しては中長期的には方向感の乏しい内容ですが、短期的には上昇トレンドと見られます。

また、三菱電機は株主優待こそありませんが、配当金はそれなりです。

そして最低投資額が安いことも魅力です。

総じて、三菱電機は少ない資金でとりあえず配当金をもらってみたいという人におすすめの銘柄です。

もちろん、結果として株価が値上がりして売却益が出せれば言うことはありません。

少額の資金で投資を始めてみたいという人は投資先の候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。