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三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

三井住友フィナンシャルグループは三井住友銀行を抱える超巨大金融グループ。

他のメガバンクの売上高と合わせると日本のGDPの25%にも達すると言われています。

そんな三井住友フィナンシャルグループへ投資してみたいという人も少なくないでしょう。

しかし、三井住友フィナンシャルグループの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待は貰えるのでしょうか。

そこで今回は三井住友フィナンシャルグループの株価分析と配当金・株主優待について分かりやすく解説していきます。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価分析

三井住友フィナンシャルグループの事業内容

三井住友フィナンシャルグループは金融事業を一手に手掛ける財閥系大企業グループ。

メガバンクのひとつである三井住友銀行のほか、SMBC日興証券や三井住友カード、日本総合研究所、三井住友DSアセットマネジメントなどを傘下に持ちます。

事業内容としては銀行業務を中心としつつも、リース、証券、システム開発・情報処理など手広く展開しています。

三井住友フィナンシャルグループの銀行業務に関しては、中小企業が約6割、住宅ローンなどの個人向けの取り引きが2割を占めます。

なお、日本の3大財閥は三菱、三井、住友です。

そのうち金融面で三井と住友が結びついたものが三井住友フィナンシャルグループというわけです。

ちなみに、三大財閥の売上高は日本のGDPの1/4に匹敵すると言われています。

この数字を見ると、いかに三井住友フィナンシャルグループが日本経済に大きな影響を持つか分かるのではないでしょうか。

三井住友フィナンシャルグループの売上の状況

三井住友フィナンシャルグループの2020年3月期決算の売上高は5兆3,143億円。

経費などをのぞいた経常利益で見ても9,321億円です。

さすが三井住友フィナンシャルグループといったところの利益です。

ただし、2021年度の売上高は新型コロナウィルスの影響で減少する見込みです。

今後の売上高の見通しは不透明。

金融事業である以上、国内外の景気動向に強い影響を受けるからです。

三井住友フィナンシャルグループの資産状況

2020年3月期決算の三井住友フィナンシャルグループの総資産は219兆8,635億円。

そのうち資本金と株主資本等が占める自己資本比率は4.9%。

自己資本比率が低いのは他人のお金を運用する金融事業であるからです。

三井住友フィナンシャルグループの財務健全性に問題があるわけではありません。

ただ、三井住友フィナンシャルグループの総資産はこの10年で1.5倍に膨れ上がっています。

これは日銀への預け入れ金がかさんでいることが主な原因です。

日銀への預け入れが多いということは、現金を持て余しているということでもあります。

したがって、株価分析のうえではあまり肯定的な評価ができません。

三井住友フィナンシャルグループにはより一層の資産効率を追求してもらいたいところです。

三井住友フィナンシャルグループの株価分析

三井住友フィナンシャルグループの株価は軟調です。

この3年で5,000円から3,000円近くまで値を下げています。

新型コロナウィルス流行直後には半値の2,500円まで急落しています。

10年の長期スパンで見れば底が近いと見ることもできますが、まだ反転の兆しは十分とは言えません。

ただ、SBIグループとの資本提携など明るい材料もあります。

また、海外証券ビジネスや資産運用ビジネスの先行きも暗くありません。

中期的に見れば良い買い時と言っても良いでしょう。

加えて、三井住友フィナンシャルグループは手厚い配当金も大きな特徴です。

仮に値上がりしなかったとしても配当金で十分なリターンが期待できます。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の配当金

三井住友フィナンシャルグループの予想配当金は190円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは6.11%です。

これは数ある銘柄のなかでも破格の配当金です。

現在の三井住友フィナンシャルグループの株価は3,000円程度。

単元は100株です。

したがって、3,000円×100株=300,000円の投資に対して100株×190円=19,000円の配当金がもらえます。

これだけでもかなり割りの良い投資と言えるでしょう。

ちなみに、三井住友銀行の10年もの定期預金金利は1,000万円以上の大口でも0.002%です。

預金と投資を比較するのは正確ではありませんが、それでもどれほど三井住友フィナンシャルグループの配当金の利回りが良いか分かるのではないでしょうか。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株主優待

三井住友フィナンシャルグループに株主優待はありません。

ただ、配当金の利回りが非常に良いのは先に触れたとおりです。

株主優待がなくとも十分な株主還元があると考えて良いでしょう。

なお、三井住友フィナンシャルグループは株主還元方針として2022年までに配当性向40%を目指すとしています。

配当性向は利益に対する配当金の割合です。

したがって、今後三井住友フィナンシャルグループの業績が上向けばさらなる配当金収入が期待できます。

実際、三井住友フィナンシャルグループの配当金は2011年の100円からじわじわと増配を繰り返し現在の190円に至っています。

今後も順調な増配を期待しても良いでしょう。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価分析を競合他社と比較

三井住友フィナンシャルグループの競合他社と言えば同じ財閥系である三菱UFJフィナンシャル・グループです。

三菱UFJフィナンシャル・グループの株価は三井住友フィナンシャルグループとほぼ同じような値動きをしています。

三菱UFJフィナンシャル・グループは2020年にメガバンクのトップの座をはじめて三井住友フィナンシャルグループに明け渡しました。

しかし、それが株価に大きく表れているとは言えません。

メガバンクへ投資するのであれば、あまり差はないと言って良いでしょう。

ただ、三菱UFJフィナンシャル・グループの株価は400円~500円と三井住友フィナンシャルグループと比較して安くなっています。

配当金こそ少ないですが、資金力に不安のある人には投資しやすい銘柄です。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

三井住友フィナンシャルグループの株価分析と配当金、株主優待を解説してきました。

三井住友フィナンシャルグループの株価は軟調に推移しており、長期的に見てもかなり安い水準にまで落ち込んでいます。

ただ、よほどの悪材料でもなければふたたび反転することが期待できますので中期的には良い買いのタイミングとも考えられます。

また、株主優待こそないものの三井住友フィナンシャルグループの配当金はかなり手厚い内容です。

長期間保有し続ける前提であれば非常に魅力的な銘柄と言って良いのではないでしょうか。