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三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

三井住友トラスト・ホールディングスは三井の名を冠する旧財閥系の金融機関。

そんな三井住友トラスト・ホールディングスへ投資してみたいという人も少なからずいることでしょう。

しかし、株価分析の結果は投資に適したタイミングと言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待、売上状況などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は三井住友トラスト・ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株価分析

三井住友トラスト・ホールディングスの事業内容

三井住友トラスト・ホールディングスの事業は「銀行」「不動産」「資産運用」の3つに大別されます。

資産運用事業では個人・法人を問わず幅広い対象へ資産運用や管理のサービスを提供しています。

不動産事業は仲介から証券化まで不動産にかかわる総合的な事業を展開しています。

この2つについてはそれほど分かりにくい部分はないかと思います。

対して、銀行事業は一般的な銀行業務のイメージとは異なります。

三井住友トラスト・ホールディングスの手掛ける銀行は信託銀行。

具体的には三井住友「信託」銀行です。

信託銀行は通常の銀行業務に加えて、顧客の財産を預かって管理・運用する信託業務もおこないます。

また、遺言の保管や遺言執行業務などの相続関連業務なども信託銀行の業務のひとつです。

三井住友トラスト・ホールディングスの株価分析をする際には三井住友銀行と混同して考えないように注意しましょう。

なお、三井住友トラスト・ホールディングスの主力事業は三井住友信託銀行の「法人向け」事業です。

その利益規模は個人向け事業の実に13倍近く。

三井住友トラスト・ホールディングスの純利益の約35%にものぼります。

株価分析の際には基本的に三井住友信託銀行の法人向け事業の業績を中心として見ていくと良いでしょう。

三井住友トラスト・ホールディングスの売上の状況

三井住友トラスト・ホールディングスの2020年3月期の連結売上高は1兆5,354億円。

そこから各種経費を引いたあとの純利益は1,630億円です。

また、直近の四半期決算資料では2021年3月期の純利益を前期比14.1%減の1,400億円と予測しています。

これは言うまでもなく新型コロナウィルスの影響によります。

三井住友トラスト・ホールディングスの事業のベースは他人の財産。

一般経済が落ち込めば三井住友トラスト・ホールディングスの業績へもダイレクトに響きます。

また、株価の下落も業績へ多大な悪影響を及ぼします。

世界経済が回復するまでは三井住友トラスト・ホールディングスを取り巻く事業環境はいましばらく厳しい状態が続くでしょう。

三井住友トラスト・ホールディングスの資産状況

三井住友トラスト・ホールディングスの2020年6月期の総資産は57兆5,992億円。

自己資本比率は4.4%です。

自己資本比率は総資産のうち資本金と株主資本等が占める割合。

高いほど財務的に健全であると判断されます。

4.4%という数字は明らかに低めです。

ただ、これは三井住友トラスト・ホールディングスの事業内容を考えれば不思議なことではありません。

三井住友トラスト・ホールディングスの事業のベースは他人から預かった財産です。

そのため自然と自己資本比率も低めになるのです。

一般的な企業に比べれば明らかに低い自己資本比率ですが基本的になんの問題もありません。

三井住友トラスト・ホールディングスの株価分析

三井住友トラスト・ホールディングスの株価は明らかな右肩下がり。

新型コロナウィルス拡大にともなう急落から回復しきれていません。

三井住友トラスト・ホールディングスの事業は他人の財産が基本となります。

そのためやはり広く経済全体にダメージを与えた新型コロナウィルスの影響も如実に株価へ表れているのでしょう。

ただ、5年、10年といった中長期で見ると現在の三井住友トラスト・ホールディングスの株価はあまりにも低すぎます。

すぐに株価回復とはいかないでしょうが、新型コロナウィルスが収束すれば業績も遅からず上向くと考えられます。

明らかに割安な今のうちに投資しておくの悪い選択ではないのではないでしょうか。

三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の配当金

三井住友トラスト・ホールディングスの予想配当金は150円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは4.76%です。

この配当金の利回りは極めて高い数字です。

そもそも、三井住友トラスト・ホールディングスの事業には資産運用も含まれています。

それを考えると株主が出資した財産の利回りが高いのも納得です。

いずれにせよ、理由がどうあれ三井住友トラスト・ホールディングスの配当金が高いことは紛れもない事実です。

仮に株価回復に時間がかかったとしても、そのあいだ手厚い配当金で十分なリターンが期待できるでしょう。

三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株主優待

三井住友トラスト・ホールディングスに株主優待はありません。

とはいえ、破格の配当金があることは先に触れたとおりです。

株主優待こそありませんが、株主還元は十分であると言って良いでしょう。

なお、初めての株主投資で株主優待を貰ってみたいという人には家電量販店などのリテール銘柄がおすすめです。

あるいは交通系の銘柄もチケットが破格の割引で購入できたり系列ホテルに割引価格で宿泊できたりするのでそちらもおすすめできます。

三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株価分析を競合他社と比較

三井住友トラスト・ホールディングスの競合他社としてここではりそなホールディングスの株価分析と比較してみましょう。

りそなホールディングスの株価もやはり軟調です。

ここでは比較しませんが、他の競合他社の株価もほぼ同様の値動きです。

三井住友トラスト・ホールディングスにかぎらず、この新型コロナウィルス禍において金融機関はのきなみ苦戦していることが分かります。

ただ、一般的に金融機関の配当金は他業種にくらべて高めです。

じっくりと配当金をもらいつつ値上がりを待つという投資スタイルであればいつ投資を始めても大きな損はしないでしょう。

三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

三井住友トラスト・ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

厳しい売上状況を反映して株価は軟調。

現状、低い水準を維持しています。

ただ一方で三井住友トラスト・ホールディングスは株主優待こそないものの配当金が極めて高いという特徴があります。

仮に株価の回復に時間がかかったとしても、それを待つ間に配当金でそれなりのリターンが期待できます。

割安である今のうちに投資して、配当金をもらいつつじっくりと値上がりを待つというのも良いのではないでしょうか。