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みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

みずほフィナンシャルグループは日本の3大メガバンクのひとつであるみずほ銀行を傘下に持つ持株会社。

そんなみずほフィナンシャルグループへ投資してみたいという人も少なくないでしょう。

しかし、みずほフィナンシャルグループの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、十分な配当金や株主優待などは期待できるのでしょうか。

そこで今回はみずほフィナンシャルグループの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価分析

みずほフィナンシャルグループの事業内容

みずほフィナンシャルグループは「みずほ銀行」をはじめとして「みずほ信託銀行」「みずほ証券」「みずほ総合研究所」などを傘下に持つ一大金融グループです。

その成り立ちは、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行などが1999年に合併・再編したことによります。

さらにその歴史を遡れば、戦後まもないころに設立された日本最古の銀行として知られる第一国立銀行が源流です。

みずほフィナンシャルグループの一翼を担うみずほ銀行は三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行とあわせて3大メガバンクと言われています。

ただ、そのなかで唯一みずほ銀行は財閥系ではなく、個性の異なる銀行同士の合併であったため社風や企業文化の違いによる弊害が生じたことが有名です。

なかでもオンライン業務システムの全面刷新は完了までに19年の時間を要し、プロジェクト進行時は終わりが見えない作業から「IT業界のサグラダ・ファミリア」とまで呼ばれていました。

このプロジェクト終了をもって、ようやくみずほフィナンシャルグループは業務システム的にもひとつのグループとして統合されるに至ったと言えるでしょう。

みずほフィナンシャルグループの売上の状況

みずほフィナンシャルグループの2020年3月決算の売上高は3兆9867億円。

経費などをのぞいた経常利益は6,379億円です。

2021年の売上高は新型コロナウィルスの影響により減収減益の見込み。

なお、みずほフィナンシャルグループの収益の約7割は銀行業務によりもたらされています。

信託銀行や証券などの収益は全体の約2割にすぎません。

株価分析では主に銀行業務の業績を見ていくと良いでしょう。

みずほフィナンシャルグループの資産状況

みずほフィナンシャルグループの2020年3月決算における総資産は220兆6098億円。

そのうち資本金と株主資本等の自己資本は8兆6,216億円です。

それ以外は銀行業務などで預かった他人資本です。

この総資産に占める自己資本の割合を自己資本比率と呼び、株価分析では財務健全性を図る指標とします。

みずほフィナンシャルグループの自己資本比率3.9%は単体で見ると低い数値です。

ただ、金融という事業領域で考えるとこの数値はごく平均的です。

銀行が倒産するのも珍しくない時代のため油断はできませんが、とりあえずのところは、みずほフィナンシャルグループの財務面でそれほどの不安はないと思われます。

みずほフィナンシャルグループの株価分析

みずほフィナンシャルグループの株価は軟調。

新型コロナウィルスによる急落から回復しつつあるものの、まだ以前ほどの水準にまでは戻っていません。

わずかに反転の兆しも見えますが、それが長期的なトレンドになるかどうかは怪しいと言わざるを得ません。

みずほフィナンシャルグループのような金融事業は広く国内外の景気動向に業績が左右されます。

それを考えると新型コロナウィルス関連の悪材料が出切るまでは油断できないでしょう。

また、5年、10年といった長期で見ても株価はゆるやかな下落基調です。

みずほフィナンシャルグループへ投資するときは配当金をもらいつつ中長期で値上がりを気長に待つというスタイルを前提とすることをおすすめします。

みずほフィナンシャルグループ(8411)の配当金

みずほフィナンシャルグループの予想配当金は7.5円。

数字だけ見ると低く思えますが利回りは悪くありません。

みずほフィナンシャルグループの現在の株価はおよそ140円。

それに対して7.5円の配当金ということなので「7.5円÷140円=5.37%」が配当金利回りです。

10年ものの定期預金の金利でさえ0.1%を下回る時代でこの利回りはかなり良い数字です。

もちろん、株価下落のリスクがある株式投資を預金と並べて比較するのは必ずしも適切ではありません。

それでもやはり5%以上の利回りというのは十分に魅力的な配当金と言っても良いでしょう。

みずほフィナンシャルグループ(8411)の株主優待

みずほフィナンシャルグループに株主優待はありません。

ただ、配当金の利回りが良いことは先に解説したとおりです。

株主優待がなくとも十分な株主還元があると評価して良いでしょう。

なお、みずほフィナンシャルグループは株主還元方針として2019年度から「当面のあいだ現状の配当水準を維持しつつ、資本基盤の一層の強化を勧め早期の株主還元拡充を目指す」と明言しています。

新型コロナウィルスの影響により撤回される可能性もゼロではありませんが、いましばらくは手厚い配当金を期待して良さそうです。

みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価分析を競合他社と比較

みずほフィナンシャルグループの株価分析を三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループと比較してみましょう。

まずは三菱UFJフィナンシャルグループです。

三菱UFJフィナンシャルグループの株価もみずほフィナンシャルグループと同様に下落基調です。

やはりゼロ金利政策の続く状態では金融関連の企業の経営は厳しいということが分かります。 次に三井住友フィナンシャルグループです。

やはりみずほフィナンシャルグループと同様の値動きです。

3大メガバンクの株価分析に関しては大きな違いはないと言って良いでしょう。

なお、いずれの銘柄も配当金利回りは5%を超えています。

配当金目当てで中長期的な投資をするのであれば当座の株価が低いことはむしろメリットとも考えられます。

積極的な売買益を狙うのでなければいずれも投資しやすい銘柄と言って差し支えないでしょう。

みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

みずほフィナンシャルグループの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価は中長期的に見ると軟調。 いまだ反転の兆しは見えません。

しかし、みずほフィナンシャルグループは株主優待こそないものの配当金の利回りが非常に高いという特徴があります。

短期売買で利益を狙うのは難しいですが、配当金をもらいつつ将来的に値上がりを待つのにはたいへん使いやすい銘柄と言えます。

資金力のある人は長期保有前提で投資しておくのも良いのではないでしょうか。