ゼロ株

ゼロから株を知りたい方向に情報を発信しています

ネクソン(3659)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ネクソンはオンラインゲームの老舗。 会社名を聞いてもピンと来ない人もメイプルストーリーという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

そんなネクソンへ投資してみたいという人も少なくないでしょう。

しかし、ネクソンの資産状況や売上の状況など株価分析の結果は投資に値する内容と言えるのでしょうか。

あるいは配当金や株主優待は十分と言えるのでしょうか。

そこで今回はネクソンの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

ネクソン(3659)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ネクソン(3659)の株価分析

ネクソンの事業内容

ネクソンはオンラインゲーム開発の大手。 代表作は「メイプルストーリー」や「アラド戦記」「サドンアタック」などです。

いずれもすでに10年以上の運営期間を誇るため、オンラインゲームをしない人でもどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

そんなネクソンはもともと韓国企業の日本支店でした。

しかし、現在は東京へ本社移転、逆にネクソンコリアを子会社とするにいたりました。

当然ながら株価分析の際にも日本の企業として考えて問題ありません。

ちなみに、アラド戦記は日本での商品名です。

海外ではアラド戦記ではなく「ダンジョンアンドファイター」という名称で展開されています。

海外での売上動向などを見るときはそちらの名称で調べるようにしましょう。

ネクソンの売上の状況

ネクソンの2019年12月期の連結売上高は2,485億円。

諸経費などを引いた経常利益は1,220億円です。

大規模な設備投資を必要としない業種だけに売上の約半分が利益として残っています。

なお、ネクソンの売上は日本だけに依存しているわけではありません。

約半分の売上は韓国または中国経由です。

ネクソンの株価を売上をもとに分析する際には韓国・中国経済の動向にも注意しておきましょう。

また、何かを輸出する業種ではないもののネクソンの売上に関しても為替動向の影響は若干あります。

その際は韓国ウォン、人民元を直接見ても良いですが、米ドルに注意しておけば十分です。

一般的に韓国ウォン、人民元は米ドルに連動して動くからです。

なお、ネクソンは2020年の売上予測に際して1ドル=106.38円を想定しています。 為

替をもとに株価分析する際はそのラインを意識しておきましょう。

ネクソンの資産状況

2020年6月期におけるネクソンの総資産は7,659億円。 自己資本比率は86.7%です。

自己資本比率とは総資産に占める株主資本と資本金などが占める割合。

高いほど財務的に健全であることを意味します。

そしてネクソンの自己資本比率は8割超え。

株価分析においては十分すぎるほどな数値です。

特に財務的な部分が不安材料になることはないでしょう。

ネクソンの株価分析

ネクソンの株価は新型コロナウィルス拡大期後に急騰しています。

これは外出自粛の影響で屋内で楽しむオンラインゲームへの需要の高まりを期待したものと思われます。

事実、ネクソンの2020年第三四半期の累計連結売上高は前年同期比で10%を超えると予想されています。

ただし、これは特需とも考えられるため、このまま株価が上昇するかは未知数です。

また、5年と視点を広げてみてもネクソンの株価があまりにも急騰しすぎていることは明らかです。

投資するにしてもいったん落ち着くまで様子を見たほうが良いかもしれません。

理想を言えば2,000円~2,500円のあいだで購入したいところです。

ネクソン(3659)の配当金

ネクソンの予想配当金は5円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは0.2%です。

仮に100万円分ネクソンへ投資したとしても配当金はわずか2千円。

ネクソンに配当金は期待できません。

ただ、ネクソンの株価は急騰後の現在でも2,500円程度。

25万円もあれば投資可能です。

成長株に投資しつつ配当金も貰ってみたいという人には手頃な銘柄と言えるでしょう。

ネクソン(3659)の株主優待

ネクソンに株主優待はありません。

ネクソンのゲームユーザーの人はゲーム内で利用できる特典など欲しいところかもしれません。

ただ、そういった株主優待を導入するとゲーム内で炎上するのはまず間違いありません。

今後も株主優待については期待しないほうが良いでしょう。

そもそも、ネクソンにかぎらずゲーム関連の銘柄で手厚い株主優待が貰えるところはありません。

あったとしてもグループ企業で利用できる商品券などが大半です。

株主優待目当てで投資するつもりの人はゲーム関連企業以外の投資先を探すことをおすすめします。

ネクソン(3659)の株価分析を競合他社と比較

ネクソンの競合他社として、ここではコロプラと「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の株価分析と比較してみましょう。

まずはコロプラの株価です。 コロプラもまた白猫プロジェクトなどで有名なオンラインゲーム大手のひとつ。

しかし、コロプラの株価はネクソンとは対照的に今ひとつ冴えていません。

これはスマホの位置情報をもとにしたゲームである「ドラゴンクエストウォーク」が外出自粛の影響で振るわないと予想されたからと思われます。

ちなみに、コロプラの株価は2019年から2020年始めにかけて乱高下していますが、これもドラゴンクエストウォークが原因です。

いったん投機筋は離れているようですが、ふたたび同じような動きをするともしれません。

ネクソンの代わりに投資するには不向きと言って良いでしょう。

次にガンホーの株価分析と比較してみましょう。

ガンホーと言えばパズドラで有名なゲームメーカー。

スマホゲームのカテゴリーではトップと言って良いでしょう。

しかし、株価はネクソンほどの上昇をしていません。

とはいえ、ジワジワと堅実に値を上げているのも事実。

また、中長期的に見てもガンホーの株価はかなり割安です。

したがって、今後の回復を期待して投資しておくというのも良いかもしれません。

余談ですが、ガンホーの株価はわずか1年で100倍にまで高騰したことがあります。

すでに歴史あるネクソンがこういった動きをすることはないと思われますが、ゲーム関連の新興企業の株価はこのような動きをすることも珍しくありません。

新興企業へ投資する際はそういった可能性も考慮しておくようにしましょう。

ネクソン(3659)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

ネクソンの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価に関しては新型コロナウィルス拡大後に急騰。現在も高値水準を維持しています。

ただ、若干投機的な印象もあります。

投資するにしてもいったん落ち着くのを待ってからのほうが良いかもしれません。

配当金と株主優待についてはネクソンは期待できません。

株主優待はないうえに配当金利回りもお世辞にも高いとは言えない数字です。

それらを目当てに投資したい人はネクソン以外の銘柄への投資をおすすめします。