ゼロ株

ゼロから株を知りたい方向に情報を発信しています

日本電信電話(9432)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日本電信電話は日本の通信インフラの多くを担う大企業。

NTTと言い換えればその規模が実感できるのではないでしょうか。

そんな日本電信電話へ投資すれば安定した成長が期待できるのではとお考えの人も少なくないでしょう。

しかし、実際のところ日本電信電話の株価分析と配当金、株主優待などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は日本電信電話の株価分析と配当金・株主優待について分かりやすく解説していきます。

日本電信電話(9432)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日本電信電話(9432)の株価分析

日本電信電話の事業内容

日本電信電話は要するにNTTグループです。

NTTの正式名称はNippon Telegraph and Trephone Corporation、言わずとしれた日本最大手の通信事業者です。

主な事業としては、地域通信の東日本電信電話と西日本電信電話、長距離・国際通話のNTTコミュニケーションズ、携帯電話のNTTドコモ、そしてシステム関係のNTTデータがあります。

いずれも馴染みの深いサービスであるため、詳しい事業内容の解説は不要かと思います。

日本電信電話の売上の状況

日本電信電話の2020年3月決算の売上高は11兆8,994億円。

経費などを引いた経常利益は1兆5,701億円です。

さすが日本の通信を担う企業であるだけに事業規模もかなり大きくなっています。

売上高については事業内容が安定しているため大きな成長は見込めないところです。

ただ、日本電信電話などの通信インフラ系の銘柄は景気動向の影響が比較的軽微という特徴があります。

株価分析においてもこの点を考慮していくとよいでしょう。

日本電信電話の資産状況

日本電信電話の総資産は23兆とんで14億円。

総資産に占める自己資本の割合である自己資本比率は39.4%です。

自己資本比率は高いほど財務状況が安定していると判断される指標です。

日本電信電話は例年30%前後の自己資本比率としていましたが、徐々に数値を上げています。

株価分析のうえでもこの財務健全性は高く評価できるでしょう。

日本電信電話の株価分析

ここ3年で見ると日本電信電話の株価はかなり割安な水準となっています。

いわゆるコロナショックの影響もあり2020年3月にはかなりの下落を示しています。

いったんは値を戻したものの、まだかつての株価へは届いていません。

日本電信電話の事業内容から鑑みるにコロナショックの影響が長引く可能性は低いと考えられます。

本格的な戻しが始まる前の今のうちに買っておくのもよいのではないでしょうか。

やや短期的なチャートで見ても、少しずつ上昇基調へと変化していることが見て取れます。

ここでは詳し解説は控えますが、指標による株価分析でも割安感が感じられます。

今は日本電信電話を買うのにかなりよいタイミングと言ってよいのではないでしょうか。

ただし、MVNO(要するに格安SIMのことです)の普及により、競争が激化しているという現状があります。

その結果として値引き競争に巻き込まれて収益力が減少するといったリスクはあります。

また、コロナショックによってさらに日本全体の経済が落ち込めば、さすがに日本電信電話の業績にも悪影響が予想されます。

インフラ銘柄だからといってリスクゼロというわけではないのでその点には注意しておきましょう。

日本電信電話(9432)の配当金

日本電信電話の予想配当金は100円。

投資額に対する配当金の割合である配当金利回りは3.85%です。

これはかなり割りの良い利回りです。

利益に対する配当金の割合である配当性向も約40%と非常に株主を重視している姿勢が見て取れます。

また、日本電信電話の経営が安定していることは先に触れたとおりです。

配当金目的で長期保有するのにも適した銘柄と言ってよいでしょう。

たとえば、日本電信電話の株価はおよそ2,600円、単元は100です。

したがって、2,600円×100=260,000円の投資に対して、100円×100株=10,000円の配当金がもらえます。

1,000株ならば10万円。配当金だけで毎年ちょっとした小旅行にも行ける金額です。

こうして数字で見ると実際にどれだけ日本電信電話の配当金が手厚いか分かるのではないでしょうか。

日本電信電話(9432)の株主優待

日本電信電話の株主優待は以下のとおりです。

・継続保有2年以上3年未満・・・1,500ポイントのdポイント

・継続保有5年以上6年未満・・・3,000ポイントのdポイント

日本電信電話の株主優待は少し特殊で継続保有者にのみがもらえます。

毎年もらえるわけではなく、継続保有している場合の2年目と5年目にもらえることになっています。

率直に言ってあまり手厚い株主優待とはいえません。

日本電信電話の株主優待は継続保有でもらえるオマケのようなものと考えておくとよいでしょう。

日本電信電話(9432)の株価分析を競合他社と比較

日本電信電話の競合他社と言えば、KDDIとソフトバンク。

それらの株価分析を比較してみましょう。

KDDIと日本電信電話の株価の動きはほぼ同じです。

経営環境や事業内容も同様です。

単価はやや高いもののよい買い場と言ってよいでしょう。

ちなみに、KDDIの配当金は120円、さらに株主優待は「au PAYマーケット」のカタログギフトがもらえます。

しかも日本電信電話と異なり毎年もらえます。

株主優待や配当金狙いであればKDDIのほうがお得です。

ソフトバンクは持株会社であるソフトバンクグループも上場していますが、ここで見ているのは通信事業のソフトバンクの株価分析です。

ソフトバンクに関してはソフトバンクグループ全体の動きも株価に強く影響するため、日本電信電話にくらべて値動きの幅が大きいことが分かります。

チャートを見るとやや高止まりしている傾向も見られますが、積極的な投資や増配などが好感されて市場参加者からはより一層の成長を期待されています。

日本電信電話と同じく、いま株を買うのは悪くない選択肢と言えるでしょう。

また、株価の単価も1,500円程度と2,600円前後の日本電信電話よりも求めやすくなっています。

資金力に不安のある人は日本電信電話の代わりソフトバンクの株を買うのもよいかもしれません。

日本電信電話(9432)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

日本電信電話の株価分析の結果、平時にくらべて割安になっている現在は買いにちょうどよいタイミングと言えるかと思います。

株主優待は今ひとつですが、日本電信電話は手厚い配当金と経営の安定性に定評があります。

短期売買による譲渡差益を狙うというよりは、長期保有でじっくりと配当金をもらいつつ成長を待つといったスタンスに適していると言えるでしょう。

また、競合他社の株価分析も日本電信電話とほぼ同じ結果です。

資金力が足りないひとはそちらの銘柄の購入を検討してみるのもよいのではないでしょうか。