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日本オラクル(4716)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日本オラクルはデータベースソフトで圧倒的な地位を誇るIT企業です。

IT関連の企業にお勤めの人であれば必ずと言って良いほど日本オラクルの製品を目にしていることでしょう。

そんな日本オラクルへ投資してみたいという人も少なからずいるはずです。

しかし、果たして日本オラクルの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、売上の状況や配当金、株主優待の内容はどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は日本オラクルの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

日本オラクル(4716)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日本オラクル(4716)の株価分析

日本オラクルの事業内容

オラクルはシリコンバレー発祥のIT企業です。

日本オラクルはその日本支社として上場しています。

主な事業内容はデータベース技術をもとにした情報システムの構築、それに関連するソフトウェア・ハードウェアの製造販売です。

なかなか一般消費者が日本オラクルの製品に触れる機会はないかもしれません。

しかし、データベースと言えば日本オラクルというほど圧倒的な地位を築いています。

実際、日本オラクルが主催するオラクルマスターと呼ばれる資格試験はすでに世界でもデータベース管理スキルを測るデファクトスタンダードとなっています。

なお、日本オラクルは現在クラウドサービス事業も展開中です。

企業向けのクラウドサービスと言えばAWS(Amazonウェブサービス)とAzure(アジュール)が2大巨頭です。

株価分析の際には日本オラクルが今後この2社を相手にどう戦っていくかに注目しておきましょう。

ちなみに、アマゾンと言うとネットショッピングというイメージの人が大半かと思います。

しかし、アマゾンはレンタルサーバーやデータベースなどのクラウドサービス事業を急成長させ、現在はトップシェアを誇っています。

いまやアマゾンは単なるネットショッピングのプラットフォームを営む企業ではなく、世界のクラウドサービスの覇者となっているのです。

日本オラクルにとっては手強い相手と言わざるを得ないでしょう。

日本オラクルの売上の状況

日本オラクルの2020年5月期決算の売上高は2,114億円。

そこから経費などを引いた経常利益はは689億円です。

新型コロナウィルスの流行は様々な企業に大きなダメージを与えました。

しかし、日本オラクルのようなクラウドサービスにはむしろ追い風となり売上は好調です。

また、昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の世間的な流れも業績を後押しすることと思われます。

政府による行政のデジタル化推進もまた好材料と言えます。

総じて、日本オラクルを取り巻く経営環境は良好です。

今後の売上高も悪くない数字を期待して良いでしょう。

日本オラクルの資産状況

2020年5月期における日本オラクルの総資産は2,941億円。

そのうち株主資本と資本金等が占める割合である自己資本比率は65.0%です。

自己資本比率は企業の財務的な健全性をはかる指標。

高いほど健全と判断されます。

日本オラクルの自己資本比率65.0%は十分に高い数字です。

株価分析の際に財務的な部分を考慮する必要はないでしょう。

なお、日本オラクルと米国オラクルとのあいだに資本関係はありません。

しかし、資本関係がなくとも日本オラクルは実質的に米国オラクルの支配下にあります。

業績も米国オラクルの動向に強い影響を受けるのでその点は注意しておきましょう。

日本オラクルの株価分析

日本オラクルの株価は新型コロナウィルスを契機にいったん急落したものの、その後に急回復。

しかし、ふたたび下落に転じています。

これは決算発表の内容が市場予測よりも悪かったことに起因しています。

ただ、若干下げすぎの印象もあります。

今後の日本オラクルの経営環境が明るいことはほぼ確実です。

ふたたびの株価上昇を見込んで今のうちに投資しておくのも悪くないでしょう。

日本オラクル(4716)の配当金

日本オラクルの予想配当金は152円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは1.48%です。

これは配当金の利回りとしてはまずまずの数字です。

ただ、日本オラクルの株価は10,000円超え。 およそ100万円が最低投資額となります。

配当金こそ悪くないものの気軽に投資するにはやや高いハードルと言わざるを得ません。

配当金狙いでいくのであれば日本オラクル以外の銘柄を探したほうが良いかもしれません。

日本オラクル(4716)の株主優待

日本オラクルに株主優待はありません。

そもそも、株主優待は日本独自の制度です。

一般的に海外の企業では株主になんらかの特典を与えるという風習がありません。

米国オラクルの実質的な子会社である日本オラクルに株主優待がないのも道理というものでしょう。

もしどうしても株主優待を貰ってみたいという人は日本オラクルではなく、国内発祥でかつ消費者向け製品を扱う企業を探すことをおすすめします。

特に家電量販店や百貨店、スーパーの株主優待は手厚いものが多くあります。

それらの中から自分にとってお得なものを選びましょう。

日本オラクル(4716)の株価分析を競合他社と比較

日本オラクルの競合他社としてはAWSとAzureを挙げたいところです。

しかし、この2つのサービスを展開する企業はいずれも海外の法人です。

そこでここでは同じクラウドサービスということでオービックとサイボウズの株価分析と比較してみましょう。

まずはオービックの株価です。

オービックの株価は好調。

日本オラクルのように失望売りが入ることもありませんでした。

ただこれは逆に言えば高値圏を維持しているともとれます。

日本オラクルの代わりとして投資するにしても、できればやや落ち着いたタイミングを狙いたいところです。

次にサイボウズの株価を見てみましょう。

サイボウズの株価も極めて好調です。

サイボウズは日本オラクルとは異なり、中小企業向けクラウドサービスに強みを持つ企業です。

この新型コロナウィルス流行に際してテレワーク対応の遅れている中小企業も少なくないと思われます。

そういった需要が遅れてくることを考えるともう一段の株価上昇もありえるのではといった印象です。

高値づかみのリスクはありますが、日本オラクルとあわせて投資しておくと言った考え方もありではないでしょうか。

日本オラクル(4716)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

日本オラクルの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

新型コロナウィルスの流行は日本オラクルの売上にむしろ追い風となり、株価も急上昇しました。

しかし、決算が市場参加者の予測を下回ったことで株価は下落。

比較的割安になった今は良い買いのタイミングとみることもできるのではないでしょうか。

ただ、日本オラクルには株主優待はなく、配当金も平均的です。

副次的なリターンに関してはあまり期待しないでおきましょう。