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任天堂(7974)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

スマッシュブラザーズやスーパーマリオなどで今や知らない人はいないであろう任天堂。

そんな任天堂へ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、任天堂の株価分析はどのようになっているのでしょうか。

また、配当金や株主優待はあるのでしょうか。

そこで今回は任天堂の株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

任天堂(7974)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

任天堂(7974)の株価分析

任天堂の事業内容

任天堂の事業内容はゲームソフト、ハードの製造販売です。

事業の多角化などはせず、ゲーム機器が事業内容の9割以上を占めます。

事業内容としてはシンプルですが、任天堂の株価分析では為替変動を重く考慮する必要があります。

実は任天堂の売上高に占める海外売上高は7割以上。

また、外貨建資産も非常に多く保有しています。

そのため任天堂の事業は為替変動の影響を強く受けるという特徴があるのです。

花札の販売から始まった任天堂ですが、スーパーマリオブラザースなどいまや世界中に親しまれるキャラクターにまでなっています。

海外売上高が大きいというのも頷けるのではないでしょうか。

ちなみに、任天堂の法務部門は企業の法務部門でも最強と言われています。

実際、任天堂はあらゆる裁判のほとんどで勝利しています ウォルト・ディズニーと同じくこういった法務部門による知的財産権の保護もまた任天堂の業績に大きく寄与しているのでしょう。

任天堂の売上の状況

任天堂の2020年3月期決算の売上高は1兆3,085億円。

経費などを控除した経常利益は3,605億円です。

前年比でくらべると大きく増収増益しています。

これは言うまでもなくNintendo Switchと同タイトルである「あつまれ どうぶつの森」などの好調な売れ行きが大きな理由です。

ただし、新型コロナウィルスの影響による生産状況の悪化による機会損失や、年末商戦の不透明さは売上高に悪影響を及ぼすと考えられます。

急激な悪化までは予想されませんが、2021年の任天堂の売上高が2020年の業績を超えるようなことはないでしょう。

任天堂の資産状況

任天堂の総資産は1兆9340億円。

そのうち資本金と株主資本の占める割合である自己資本比率は79.7%です。

自己資本比率は財務的な健全性をはかる指標。

任天堂の79.7%という自己資本比率は株価分析において極めて高く評価できる数値です。

任天堂は有利子負債もゼロと、いわゆる無借金経営です。

財務健全性についてはたいへん優れた銘柄と言って間違いありません。

任天堂の株価分析

任天堂の株価はやや高止まりしている傾向があります。

前年のNintendo Switch関連の売れ行き好調に加えて、コロナウィルスによる巣篭もり消費の好影響も出ていると考えられます。

ただ、これをもって株価分析のうえで割高かどうかというと判断は難しいところです。

5年、10年といった中長期のスパンでチャートを見てもらえば分かるのですが、任天堂の株価が右肩上がりであることは明白だからです。

ある程度中長期的な視点で考えれば、いま任天堂の株を仕込んでおくというのも悪くない判断なのではないでしょうか。

ただし、任天堂の業績には為替が強く影響することは先に触れたとおりです。

新型コロナウィルスの動向や各国の経済政策により円高が進むと業績が悪化する可能性もあることには注意しておきましょう。

なお、任天堂は2020年5月の決算説明資料において想定為替レートを1ドル=105円、1ユーロ=115円としています。

そのラインを超えて円高に進むようであれば特に警戒が必要です。

任天堂(7974)の配当金

任天堂の予想配当金は1,010円。 投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは1.67%です。

任天堂の1株あたりの配当金は1,000円を超えるためお得なようにも思えます。

しかし、そもそもの株価が約60,000円であることを考えるとそれほどでもありません。

任天堂の単元は100株から。 したがって投資額は最低でも60,000×100=6,000,000円です。

600万円の投資額に対して100株×1,010円=101,000円の配当金と考えると少しさみしい印象です。

ちなみに、任天堂の営業利益に対する配当金の割合である配当性向は50%。

利益の約半分を株主に還元していることになります。

数字で見るとかなり手厚いのですが、そもそもの初期投資額のハードルが高いというのがネックです。

任天堂(7974)の株主優待

任天堂に株主優待はありません。

ゲーム機器製造販売が主な事業内容のため、なんらかのソフトがもらえたりNintendo Switchの優先購入などの特典がほしいところです。

今後に期待しましょう。

なお、任天堂に株主優待はありませんが、株主総会に出席するとキャラクターグッズなどがもらえます。

(※ 2020年はコロナウィルスの影響により無し)

株主総会に出席できるところにお住まいの人は一度足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。

任天堂(7974)の株価分析を競合他社と比較

任天堂の競合他社として、ここではバンダイナムコホールディングスとコナミホールディングス、スクウェア・エニックス・ホールディングスの株価分析を比較してみましょう。

まずはバンダイナムコホールディングスです。

3年の中期で見るとかなり任天堂を同じような動きをしていることが分かります。

新型コロナウィルスの影響があったもののそれ以前の値に値を戻しています。

買いに走っても良いと判断してもよさそうです。 次にコナミホールディングス。

任天堂とは対照的にじわじわと値を下げています。

一時的な戻しはありますが、まだ底とは言い切れないところです。

投資判断は中立といったところでしょうか。

最後にスクウェア・エニックス・ホールディングスです。

かなり任天堂と同じような動きをしていることが分かります。

また、スクウェア・エニックス・ホールディングスは北米や欧米などの海外売上高比率が高いことも任天堂と似ています。

そのため、任天堂と同じような株価分析がしやすいという特徴があります。

ただ一方で、株価は6,000~7,000円と任天堂の1/10です。 資金力に不安のある人にとっては任天堂の代わりに求めやすい銘柄と言えるでしょう。

任天堂(7974)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

任天堂の株価分析と配当金・株主優待について分かりやすく解説してきました。

任天堂の株価分析の結果はやや強気といったところです。

株価自体は割高な水準にも見えますが、まだまだ成長の余地があると考えられます。

配当金については1,010円、配当性向も50%と破格です。

株価自体が高額なため手を出しにくいところですが、資金力のある人には有望な投資先と言えるでしょう。

ただし、任天堂に株主優待はありません。

Nintendo Switchが優先的に購入できたりはしませんので、その点は期待せずにおきましょう。