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NISAアプリのおすすめを分かりやすく解説

子供の教育費や自分の老後の資金、親の介護資金など将来の資産形成を始めたいという人の中にはNISAに興味を持っているという人もいるでしょう。

NISAは投資制度の1つで、NISA口座から得た収益や配当金を非課税で受け取れるというメリットのある制度になっています。

そんなNISAをスマホアプリを使って運用していきたいという人もいますよね。

そこで今回は、NISAアプリのおすすめを分かりやすく解説していきます。

NISAアプリのおすすめを分かりやすく解説

NISAの専用アプリをリリースしている証券会社や銀行はない

NISAの口座開設や投資銘柄の注文などのNISA専用アプリを探しているという人もいるかもしれませんが、現在どの証券会社や銀行でもNISA専用アプリをリリースしているところはありません。

またNISA口座を取り扱っている証券会社や銀行がリリースしているアプリでも、NISA口座の開設手続きのみアプリで行えるところや、国内株のみNISA口座から購入できるアプリなど限定的です。

そのためNISA口座を十分に活用したいという場合には、基本的にどの証券会社・銀行のNISA口座であってもPCやスマホのブラウザを利用した方が制限なく利用できる可能性が高いでしょう。

それでは次項より、NISA口座が開設できる人気の金融機関のNISAアプリ事情について詳しく紹介していきます。

NISAアプリ SBI証券

NISA口座開設のシェア率NO1となっているSBI証券では、NISAのタイプによってもアプリの使い分けが必要になってきます。

たとえばつみたてNISAを利用する場合には、積立専用アプリを活用することになりますが、NISA(一般NISA)を利用する場合には通常の株式投資と同様のアプリを活用していくことになるでしょう。

SBI証券のアプリでは通常の投資商品の注文を出すのと同じ手順でNISAの注文が行えるようになっており、やり方としては注文種別に「NISA」を選択した上で注文方法や取引量などを選択していくのみです。

つみたてNISAのアプリは初心者にも分かりやすく使い勝手も良いと高評価を得ていますが、NISA(一般NISA)で利用可能な株アプリに関しては米国株はアプリでは購入できないなどの制限があるようです。

ただし現在SBI証券ではNISA口座から米国株を購入できるアプリも開発中ということですので、アプリの使い分けは必要になってきますが全てのNISA対象商品をアプリで購入できるようになる予定となっています。

NISAアプリ 楽天証券

楽天カードを利用している人や楽天市場で普段からお買い物をする人など、楽天経済圏と呼ばれる範囲での活動が多い人に人気があるのが楽天証券です。

楽天証券は楽天グループ傘下の証券会社となっているため、NISAアプリに関しても充実していると思っている人が多くなっています。

実際にNISAでは楽天証券専用のアプリである「iSPEED」をリリースしていますが、楽天証券のiSPEEDで利用できるNISAの昨日としては口座開設手続きのみとなっています。

そのためNISA口座を開設時には専用アプリであるiSPEEDを利用して口座開設を行うことができますが、NISA口座の運用状況や現在のNISAの資産をアプリで確認することはできません。

楽天証券に登録してNISAの運用状況を確認したり、新しい投資銘柄の購入などを行いたい場合にはスマホブラウザから楽天証券にアクセスして取引を行っていく必要があるでしょう。

楽天証券はスマホブラウザを活用すれば、PC画面とほぼ同様にNISA口座の取引画面などを参照することができますので、特別専用のアプリにこだわらなければスマホを使って快適に操作をすることが可能です。

スマホブラウザに楽天証券をブックマークしておくことで、アプリと同じように利用することもできるでしょう。

ただし画面上はPC画面をコンパクトにしただけという印象がありますので、アプリ特有の使いやすさなどは今のところ見込めていないようです。

NISAアプリ マネックス証券

NISA口座取扱の金融機関の中でSBI証券や楽天証券に続いて人気があるのがマネックス証券です。

マネックス証券もNISA口座のシェア率としては高めになっていますが、これまでNISA口座でのアプリ取引はユーザーからかなり不評でした。

マネックスでは、SBI証券や楽天証券同様に証券会社として専用の投資アプリがリリースされていますが、2019年頃まではNISA口座には対応しておらず、NISAの運用状況などがアプリに反映されることがなかったのです。

しかし2020年の中旬頃にはマネックスアプリのアップデートに伴い、NISAの運用状況などもアプリに反映されるようになり、「アプリでNISAを運用するのであれば楽天証券よりも使いやすくなった」という評判も多く聞こえるようになってきました。

NISAは基本的に数年単位での投資銘柄の長期保有という人が多くなりますのでFXトレードのように短期的にアプリで売買ができないというところも多くなっていますが、マネックスではアプリを使ってNISAの注文取引なども行えるようになっています。

NISAアプリのおすすめを分かりやすく解説まとめ

今回は、NISAアプリのおすすめを分かりやすく解説してきました。

現在NISA口座が開設可能な金融機関には、証券会社や銀行などを含めても多くの種類が選べるようになっていますが、NISA口座開設から取引の全てをアプリで問題なく行える金融機関というものはほとんどなさそうです。

NISA口座がアプリに対応している金融機関で合っても、一部のNISAで取扱のある株はアプリでは利用できなかったり、NISA口座開設手続きのみアプリ対応しているというところもありますので、アプリメインで活用したい人は事前にしっかり確認しておきましょう。