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日清食品ホールディングス(2897)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日清食品ホールディングスはインスタント食品の大手。

代表的な商品であるカップヌードルは実は世界で初めて作られたカップ麺です。

そんな日清食品ホールディングスへ投資してみたいという人も少なくないはずです。

しかし、株価分析の結果は投資に値するものと言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は日清食品ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

日清食品ホールディングス(2897)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

日清食品ホールディングス(2897)の株価分析

日清食品ホールディングスの事業内容

日清食品ホールディングスと言えば食品大手。

その事業内容は内部的には「国内即席麺」「海外即席麺」「チルド・冷凍食品」「菓子・飲料」の4つに分けられています。

それぞれの代表的な商品について詳しい解説は不要でしょう。

チキンラーメンやカップヌードル、ココナッツサブレなど日清食品ホールディングスの商品ラインナップはいずれも多くの人にとって馴染み深いもののはずです。

ただ、これほど多彩な取扱商品があるとどれを見ていけば良いか分からないという人もいるかもしれません。

そういった人は国内と海外の即席麺を特に重視して見ていきましょう。

日清食品ホールディングスの総売上高に占める国内即席麺の割合は約5割。海外でも3割弱です。

つまり、日清食品ホールディングスの売上の8割近くは即席麺によるものなのです。

ちなみに、日清食品ホールディングスの社名の由来は「日々、清らかに豊かな味を作る」という創業者の言葉です。

また、よく勘違いされるのですが日清食品ホールディングスと日清製粉、日清オイリオはそれぞれまったく無関係の企業です。

資本関係もなく、たまたま同じ「日清」の名を冠しているだけです。

投資の際にはグループ会社であると勘違いしないようにしましょう。

日清食品ホールディングスの売上の状況

日清食品ホールディングスの2020年3月期の連結売上高は4,689億円。

そこから各種経費などを引いた経常利益は427億円です。

新型コロナウィルスの流行は多くの業種に多大なダメージを与えました。

しかし、日清食品ホールディングスに関しては在宅時間の増加で逆に追い風。

実際、スーパーで即席麺を大量に買い込んだ人も多いことでしょう。

その結果として日清食品ホールディングスも大幅な増収増益となりました。

なお、2021年3月期の売上についても日清食品ホールディングスは前期比3.7%増の4,860億円と予測。

総じて今後も好調な業績が続くものと思われます。

日清食品ホールディングスの資産状況

2020年6月期における日清食品ホールディングスの総資産は5,860億円。

そのうち株主資本等が占める割合である自己資本比率は58.7%です。

自己資本比率は高いほど財務的に健全であると判断される指標。

日清食品ホールディングスの58.7%という自己資本比率は十分に健全であると判断できる数字です。

基本的に株価分析の際に財務的な部分を不安材料とする必要はないでしょう。

日清食品ホールディングスの株価分析

日清食品ホールディングスの株価は新型コロナウィルス後に急反発。

一時は年初来高値を更新していました。

しかし、その後の決算でふたたび急落しています。

特に目立った悪材料もなく株価下落の理由は不明です。

ただ、そもそもそれまでに急騰しすぎていた側面があるのは事実です。

現在はいったん調整局面に入ったと見るべきでしょう。

もっとも、この10年と時間軸を広げて見ると現在の日清食品ホールディングスの株価9,000円程度はすでに妥当な水準です。

長期保有前提であれば今のうちに買っておくのも良いかもしれません。

日清食品ホールディングス(2897)の配当金

日清食品ホールディングスの予想配当金は110円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは1.3%です。

やや低めの配当金利回りですが、ないよりはマシといったところです。

ただ、日清食品ホールディングスの株価は10,000円近く。

売買単位は100株からです。

したがって、投資には最低でも100万円近くの資金が必要な計算です。

それにもかかわらず1%強の利回りというのは少しさみしい印象です。

日清食品ホールディングス(2897)の株主優待

日清食品ホールディングスの株主優待は自社グループ製品の詰め合わせです。

内容は保有株数によって変動します。

100株以上で3,000円相当、300株以上で3,500円相当、1,000株以上で4,500円相当、3,000株以上で5,500円相当です。

また、いずれの場合もひよこちゃんオリジナルグッズが貰えます。

さらに3年以上の長期保有者は優遇された株主優待が貰えます。

全体的に日清食品ホールディングスの株主優待は手厚いものと言って良いでしょう。

日清食品ホールディングス(2897)の株価分析を競合他社と比較

日清食品ホールディングスの競合他社としてここでは東洋水産とマルタイの株価分析と比較してみましょう。

まずは東洋水産の株価を見てみましょう。

東洋水産は水産業から始まった企業。

しかし、現在はマルちゃんでお馴染みの即席麺が主力です。

株価の動きは日清食品ホールディングスとほぼ同じ。

加熱しすぎた株価が以前の水準まで戻しています。

株価は5,000円台と決して安くはありませんが、日清食品ホールディングスよりは手頃です。

代わりに投資するのも良いでしょう。

次にマルタイの株価を見てみましょう。

マルタイは九州地方を地盤とする即席麺メーカー。

株価の動きは全体的に見れば日清食品ホールディングスと同様です。

ただし、マルタイは出来高が小さいところに大きな違いがあります。

日清食品ホールディングスと同じような感覚で投資するのはやめておいたほうが良いでしょう。

即席麺の銘柄を見ると、のきなみ急上昇からの調整局面へ入っていることが見て取れます。

巣ごもりによるインスタント食品の売上増加、といった容易なイメージで投資される銘柄については、このように本業の業績以外も株価変動の大きな要因となります。

堅実な投資がしたい人はそういったタイミングで投資するのは控えておいたほうが良いかもしれません。

日清食品ホールディングス(2897)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

日清食品ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

直近の売上については好調ですが、加熱しすぎた株価は調整局面へ入った様子。

明らかな下落トレンドです。 ただ、日清食品ホールディングスは配当金こそそれなりですが、株主優待は比較的手厚くなっています。

また、現状の株価であれば中長期的には妥当な水準と言えるかと思います。

短期間に大きな利益は出ないかもしれませんが、株主優待を貰いつつ気長に値上がりを待つというのも良いのではないでしょうか。