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オリックス(8591)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

オリックスはリースをはじめとして様々な事業を手掛ける多角経営企業です。

普通に生活していても意外なところでオリックスの名を目にすることも珍しくありません。

そんなオリックスへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、複雑な事業ポートフォリオを組むオリックスはどのように株価分析していけば良いのでしょうか。

また、売上の状況や配当金、株主優待などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はオリックスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

オリックス(8591)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

オリックス(8591)の株価分析

オリックスの事業内容

オリックスと聞くと人によってイメージするものは様々ではないでしょうか。

バファローズ、クレジットカード、レンタカーなどなど。

そのイメージどおり、オリックスの手掛ける事業は実に多岐に渡ります。

具体的な事業セグメントは10種類。 「メンテナンスリース」「不動産」「事業投資」「環境エネルギー」「保険」「銀行・クレジット」「輸送機器」そのほか海外部門です。

オリックスの原点はリースですが、その利益は全体の14%にすぎません。

そしてオリックスの利益は特定のセグメントに依存してはいません。

これらのセグメントごとでバランス良く生じています。

したがって、株価分析の際にも総合的に事業全般を見ていく必要があります。

特定の領域の業績だけを見ればそれで良いというものではないので注意しましょう。

ちなみに、オリックスの社名の由来は独創性を意味する「オリジナル」と柔軟性・多様性を意味する「エックス」です。

リースを中心とする事業から柔軟に変化をつづけ現在のような多角経営にいたった姿を見ると、まさに社名どおりの企業と言えるでしょう。

オリックスの売上の状況

オリックスの2020年3月期決算の連結売上高は2兆2,803億円。

そこから経費などを引いた経常利益は4,126億円です。

オリックスは多角経営をしているものの、そのベースは金融。

経済全体の動向に強く影響を受けます。

また、オリックスは航空機事業も手掛けています。

新型コロナウィルスの影響が航空業界に深刻なダメージを与えたことは周知のことかと思います。

もちろん、その影響はオリックスの航空機事業も免れませんでした。

また、航空機事業以外の売上も当然ながら大きな痛手を負っています。

オリックスは2021年3月期の売上予測を未定としていますが、厳しい数字が出るものと思われます。

オリックスの資産状況

オリックスの2020年6月期における総資産は13兆925億円。

そのうち株主資本と資本金等が占める割合である自己資本比率は22.4%です。

自己資本比率は財務的な健全性をはかる指標。

一般的に高いほど財務的に安定しているとみなされます。

オリックスの自己資本比率22.4%は数字としては低めです。

ただ、それをもって財務的に危ういと判断するのは誤りです。

オリックスの事業のベースは金融。

銀行やクレジットカード、保険など他人資本を扱う事業も手掛けています。

そのため、自然と自己資本比率も低めの値となるのです。

見た目上は低い数値ですが、基本的にオリックスの財務面で心配するところはないと考えて問題ありません。

オリックスの株価分析

厳しい経営環境を反映してオリックスの株価は急落。

その後に回復の動きもありますが、まだ以前の株価へ戻すには遠い道のりがあります。

ただ、一部にはこの苦境のもとオリックスはかなり検討していると評価する声も聞かれます。

このコロナ禍でオリックスの底力が証明されれば急速に株価が回復する可能性も低くはないでしょう。

短期的にというのは難しいかもしれませんが、中長期的な回復を見込んで今のうちに投資しておくのも悪くないでしょう。

オリックス(8591)の配当金

オリックスの予想配当金は76円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは驚異の5.75%です。

仮に100万円分オリックスの株を買っておけばそれだけで年間6万円近くの配当金が貰えることになります。

ちなみに、バブル期の預金利息は7%程度でした。

それを考えるといかにオリックスの利回りが良いか分かるのではないでしょうか。

もっとも、正確にはノーリスクである預金と投資を並べて比較するのは公平ではありません。

いくら配当金の利回りが良くとも、株価値下がりというリスクがある点は承知しておきましょう。

オリックス(8591)の株主優待

オリックスの株主優待は「カタログギフト」と「株主カード」です。

カタログギフトはオリックスの株を100株以上保有している人が対象。

さらに3年以上の長期保有者のカタログギフトはランクが上がります。

対して、株主カードの株主優待に株の保有数の条件はありません。

全株主が対象です。

極端な話し、1株からでも株主優待が貰えます。

そして、株主カード保有者はオリックスの手掛ける様々なサービスを割引価格で利用できます。

たとえば、オリックスレンタカーは基本料金が30%オフ。

バファローズのホームゲームも当日券にかぎり優待価格で購入できます。

変わったところでは系列病院での人間ドックの優待価格受診などもあります。

総じて、オリックスの株主優待は非常に手厚いものとなっています。

配当金利回りも高いことを考えると破格の株主還元と言って良いでしょう。

オリックス(8591)の株価分析を競合他社と比較

オリックスの競合他社としてここでは三菱UFJリースの株価分析と比較してみましょう。

三菱UFJリースはリース業界ではかなりの大手。

リースに関しては明らかにオリックスの競合です。

株価に関してもオリックスとほぼ同じ値動きをしています。

やはり新型コロナウィルスの影響により航空機リースが不振だったことが大きな理由です。

ただ、三菱UFJリースは株価も数百円と手頃なうえに配当金利回りも5%強とオリックスと同等です。

少額の資金で配当金目当てに投資するのであればオリックスよりも投資しやすい銘柄と言えるでしょう。

ただし、三菱UFJリースに株主優待はありません。

少しばかり資金力は必要になりますが、手厚い株主優待が欲しい人はオリックスへ投資しましょう。

オリックス(8591)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

オリックスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価については厳しい売上を織り込んで軟調。

新型コロナウィルス以前の水準へ戻すにはいましばらくの時間がかかりそうです。

しかし、厳しい経営環境のなかオリックスの奮闘を評価する声も少なくありません。

中長期的な株価回復を見込んで投資しておくのも良いのではないでしょうか。

また、オリックスは手厚い配当金と株主優待が期待できます。

その点も中長期保有にうってつけと言えるでしょう。