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大塚ホールディングス(4578)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

ポカリスエットで有名な大塚製薬。

大塚ホールディングスはその大塚製薬をはじめとした企業の持株会社です。

そんな大塚ホールディングスへ投資してみたいとお考えの人も多いのではないでしょうか。

しかし、大塚ホールディングスの株価分析は投資に適している結果と言えるのでしょうか。

また、売上の状況や配当金、株主優待などはどうなっているのでしょうか。

そこで今回は大塚ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

大塚ホールディングス(4578)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

大塚ホールディングス(4578)の株価分析

大塚ホールディングスの事業内容

大塚ホールディングスは大塚製薬を中核とする大塚グループの企業群をまとめる持株会社。

「医療関連」「ニュートラシューティカルズ」「消費者関連」「その他」の4つの事業を手掛けています。

医療関連はともかくとして、他の事業は名前から内容が想像しにくいのではないでしょうか。

ニュートラシューティカルズは栄養を表す「ニュートリション」と医薬品を意味する「ファーマシューティカルズ」をあわせた造語。

大塚ホールディングスの代名詞であるポカリスエットをはじめとした機能性飲料・機能性食品を中心に展開する事業です。

消費者関連事業はボンカレーなどの一般的な食品・飲料を手掛ける事業です。

たとえば、意外と知られていませんがクリスタルガイザーや炭酸飲料の「マッチ」などは実は大塚ホールディングスの製品です。

ただ、これらの事業セグメントは大塚ホールディングスの売上の中ではそれほど大きな割合を占めません。

やはり大塚グループの事業の主力は医療関連事業です。

なかなか内情が見えにくい部分ではありますが、大塚ホールディングスの株価分析では医薬品セグメントの売上を見るようにすると良いでしょう。

大塚ホールディングスの売上の状況

大塚ホールディングスの2019年12月期決算の売上高は1兆3962億円。

諸経費をのぞいた当期純利益は1,272億円です。

これは前期比で8.1%増加にあたります。

また、2020年12月期の売上高も前期比3.5%の予測。

消費者関連事業は新型コロナウィルスによる外出自粛の影響で売上を減らしたものの、その他の事業の売上ででカバーできたかたちです。

ちなみに、大塚ホールディングスの売上のおよそ半数は医療関連事業。

ニュートラシューティカルズと消費者関連事業はそれぞれ約2割です。

このような、ある程度バランスの取れた事業展開が功を奏した結果と言えるのではないでしょうか。

大塚ホールディングスの資産状況

2020年6月期における大塚ホールディングスの総資産は2兆5812億円。

自己資本比率は70%です。

自己資本比率は総資産に占める資本金と株主資本等の割合。

高いほど財務的に安定していることを意味します。

大塚ホールディングスの自己資本比率70%は極めて優秀な数字です。

株価分析で財務的な部分を考慮する必要はないでしょう。

大塚ホールディングスの株価分析

先ほど解説したように大塚ホールディングスの売上自体は新型コロナウィルスの影響をそれほど受けていません。

しかし、株価は新型コロナウィルス拡大と同時に急落しています。

これは株価が単純に企業単体の業績で動いていないからです。

もっとも、その後まもなく大塚ホールディングスの株価は以前の水準まで回復しています。 ただ、その後の方向感がやや不透明。

率直に言って、投資に良いタイミングかどうかは判断が難しいところです。

10年という長期で見ても大塚ホールディングスの株価の上昇は頭打ちといった印象です。

ここからさらに株価上昇を期待するにはなんらかの材料が必要になるでしょう。

ただし、後ほど詳しく解説しますが、大塚ホールディングスは配当金も株主優待も悪くありません。

長期保有前提であれば割安になっている今のうちに仕込んでおくというのも良いでしょう。

大塚ホールディングス(4578)の配当金

大塚ホールディングスの予想配当金は100円。

配当金利回りは2.27%です。

配当金利回りは投資額に対するリターンの割合。

たとえば、大塚ホールディングスの株を100万円分購入すれば22,700円の配当金が貰えるということです。

ちなみに、大塚ホールディングスの現在の株価はおよそ4,400円。

そして売買単位は100株です。 したがって、最低投資額は44万円。

それに対する配当金はちょうど1万円になります。

労せずして1万円が貰えるというのは決して悪くない見返りではないでしょうか。

大塚ホールディングス(4578)の株主優待

大塚ホールディングスの株主優待は自社グループ製品の3,000円相当の詰め合わせです。

ポカリスエット、ソイジョイ、ボンカレーにカロリーメイト、オロナミンCなどいずれも馴染みのあるものばかりです。

おそらく貰って困るようなものはひとつもないでしょう。

ただ、あえて難点を言えば現物のため現金化ができないこと。

物品ではなく現金が欲しい人は大塚ホールディングスではなく、チケット制の株主優待のある銘柄を探しましょう。

ちなみに、フリマアプリでの株主優待の転売はルール違反です。

株主優待を現金化する際は古物商免許のもとで営業している正規の金券ショップへ持ち込みましょう。

ところで、ここで株主優待にオロナミンCが入っていることに気づいた人もいるかと思います。

実はオロナミンCで有名な大鵬(たいほう)薬品工業は大塚ホールディングスの傘下です。

いかに大塚ホールディングスが大きなグループかということがここからも分かりますね。

大塚ホールディングス(4578)の株価分析を競合他社と比較

大塚ホールディングスの競合他社としてここでは武田薬品工業の株価分析と比較してみましょう。

株価だけを見れば武田薬品工業は大塚ホールディングスとは対照的に軟調。

手を出しにくい印象です。 ただし、武田薬品工業の足元の業績は悪くありません。

株価もここで下げ止まる可能性も高いでしょう。

したがって、むしろ良い買いのタイミングと考えられます。

株価の単価も4,000円程度と大塚ホールディングスと同水準。

株主優待こそありませんが、配当金利回りも4%超と破格です。

大塚ホールディングスの方向感が読めない以上、代わりに投資する候補としても良いでしょう。

ただ、ひとつ注意点があります。

大塚ホールディングスや武田薬品工業のような医薬品メーカーは新薬の臨床試験の結果いかんで株価が大きく上下します。

医薬品関連の銘柄へ投資するときはそういったリスクがあることは承知しておきましょう。

大塚ホールディングス(4578)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

大塚ホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

売上の状況は悪くないものの株価については先行き不透明。

なかなか手を出しづらい状況です。

ただ、大塚ホールディングスは配当金も悪くないうえに株主優待も魅力的な内容です。

いましばらく株価が上下することを織り込んでおけば、配当金と株主優待目当てに長期保有しておく分には良い銘柄と言って良いでしょう。