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オリエンタルランド(4661)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートやその周辺施設を運営する企業です。

そんなオリエンタルランドへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、株価分析はどのようになっているのでしょうか。

また、配当金は貰えるのでしょうか。

東京ディズニーリゾート関連の株主優待は期待できるのでしょうか。

そこで今回はオリエンタルランドの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

オリエンタルランド(4661)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

オリエンタルランド(4661)の株価分析

オリエンタルランドの事業内容

オリエンタルランドの事業内容は言わずとしれた東京ディズニーリゾートの運営。

周辺のホテルなども主要な事業内容のひとつです。

ただし、オリエンタルランドはあくまでリゾート施設の運営をしているにすぎません。

立ち位置としてはウォルト・ディズニー社のキャラクターを借りて経営している企業です。

ウォルト・ディズニー社とはまったく別の企業ということは肝に銘じておきましょう。

ちなみに、こういったテーマパークは鉄道会社が経営をしていることが珍しくありません。

たとえば西武遊園地は西武交通、富士急ハイランドは富士急行です。

惜しまれつつ幕を閉じたとしまえんも西武グループの運営でした。

そういった側面から見ると、オリエンタルランドは京成電鉄が大株主であることから京成電鉄系のテーマパークともとれます。

株価分析でそこまで重要になる部分ではありませんが、念のためその点も頭の片隅においておきましょう。

オリエンタルランドの売上の状況

オリエンタルランドの2020年3月期決算の売上高は4,645億円。

経費などをのぞいた経常利益は981億円です。

これは前期比で実に11%の減少、営業利益では25%もの業績悪化です。

主な業績悪化の原因は新型コロナウィルスの拡大。

3月よりディズニーリゾートを休園したことが大きな痛手となっています。

新型コロナウィルスによる影響は長期化しているため、オリエンタルランドの2021年度の売上高も厳しい結果となると予想されています。

オリエンタルランドの資産状況

2020年3月期決算のオリエンタルランドの総資産は約1兆円。

そのうち自己資本の占める比率である自己資本比率は81.2%です。

自己資本比率は高いほど財務的に健全であると評価される指標。

オリエンタルランドの81.3%は極めて優秀な数値です。

オリエンタルランドにかぎらず、テーマパーク運営の業績は感染症や災害、天候などのコントロールできない要因に強く影響を受けます。

そのため、そういったリスクに耐えうる財務的な体力を確保しておくことが重要です。

そういった意味でオリエンタルランドは適切にリスクに備えられていると言ってよいでしょう。

事実、今回の新型コロナウィルスによる休園にも問題なく耐えられています。

株価分析において資金繰りの悪化による倒産などを心配する必要はないでしょう。

オリエンタルランドの株価分析

現在のオリエンタルランドは「買い」と考えてよさそうです。

オリエンタルランドの株価は指標で株価分析すると決して割安ではありません。

しかし、長期的に見れば新型コロナウィルスで落ち込んだ株価にはお得感があります。

また、経済活動の自粛でテーマパークへの潜在的な需要は高まっていると考えられます。

したがって、新型コロナウィルスが落ち着いた頃に爆発的な業績回復も期待できます。

そういった意味では、オリエンタルランドは短期的な売却益を狙う目的でも投資しやすい銘柄と言えるでしょう。

オリエンタルランド(4661)の配当金

オリエンタルランドの予想配当金は40~44円。

投資額に対する配当金の割合である配当金利回りは0.27%です。

お世辞にも良い利回りとは言えません。

たとえばオリエンタルランドの株を100株購入するために必要な資金は約140万円。

それに対して100株×44円=4,400円の配当金というのはいかにも寂しい金額です。

オリエンタルランドの利益に対する配当金の割合である配当性向は10%~20%。

株主還元の手厚い企業では配当性向が50%というところもあります。

このように配当金だけで言えば他にも優れた銘柄はいくらでもあります。

配当金狙いで保有するのであればオリエンタルランドにこだわる必要はないでしょう。

オリエンタルランド(4661)の株主優待

オリエンタルランドの株主優待は東京ディズニーリゾートで利用できるワンデーパスポート。

最低単元株の100株で年間1枚のパスポートがもらえます。

現在の株価がおよそ14,000円なので「1,4000円×100株=140万円」で1枚のパスポートです。

その後、400株につき年間2枚のワンデーパスポートがもらえるようになっています。

たとえば800株なら3月期に2枚、9月期に2枚で計4枚のパスポートが株主優待としてもらえます。

なお、2023年はオリエンタルランドの40周年にあたるため、2018年から継続して保有している人は追加で4枚のパスポートがもらえます。

ただ残念ながら今から投資する人は対象外です。

オリエンタルランドはこういった長期保有者に対する株主優待の優遇特典があります。

ディズニーリゾートが好きな人はなるべく長期保有することをおすすめします。

ちなみに、オリエンタルランドの株主優待は金券ショップでも高値で取り引きされています。

ディズニーリゾートへ足を運ぶ暇がない、そもそも興味がないという人でも無駄にはならないのでその点は心配ありません。

オリエンタルランド(4661)の株価分析を競合他社と比較

オリエンタルランドの競合他社としてここではよみうりランドの株価分析を比較してみましょう。

よみうりランドもまた新型コロナウィルスの影響により業績を悪化させています。

オリエンタルランド同様に流行前の水準に値を戻すにはまだしばらくの時間を要するでしょう。

ただし、値動きの傾向はオリエンタルランドとほぼ同様である一方、株価は4,000円前後と求めやすい水準です。

株主優待もよみうりランド入園券に加えて競馬場の入場パスももらえるという手厚い内容です。

家族全体で楽しめるという意味ではオリエンタルランド以上に手厚い株主優待とも言えます。

ディズニーリゾートに強い思い入れがないのであれば、オリエンタルランド代わりに投資する価値はあると思われます。

オリエンタルランド(4661)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

オリエンタルランドの株価分析と配当金、株主優待を見てきました。

オリエンタルランドの株価は新型コロナウィルスの影響により厳しい状況に立たされています。

ただ、潤沢な内部資金により財務面の不安はありません。

配当金こそ手厚くはありませんが、株主優待は東京ディズニーリゾートのワンデーパスポートがもらえます。

値上がり云々を置いておいても、ディズニーリゾートが好きな人は持っていて損のない銘柄と言ってよいでしょう。