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SUBARU(7270)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

安全性の高い自動車メーカーとして定評のあった富士重工業。それが現在のSUBARUです。

そんなSUBARUへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、SUBARUの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、売上の状況や配当金、そして株主優待などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はSUBARUの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

SUBARU(7270)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

SUBARU(7270)の株価分析

SUBARUの事業内容

言うまでもなくSUBARUの主力事業は自動車の製造・販売です。

SUBARUは水平対向エンジンという独創的な技術が評価され、根強いファンを持つことでも有名です。

しかし正直なところ、事業内容についてはそれくらいしか語ることはありません。

SUBARUは多角化経営もしておらず、その売上高のうち95%が自動車部門由来だからです。

したがって、株価分析の際には事業内容というよりはその他の点に注意しておいたほうが良いでしょう。

たとえば、SUBARUの地域別販売台数の割合を見ると日本が13%、アメリカが66%です。

ここからアジアや欧州はやや弱いということが分かります。

あるいは自動車関連の技術開発に注目するのも良いでしょう。

今では珍しくなくなった運転支援システムですが、その走りはSUBARUのアイサイトです。

今後もこのような独自の技術開発が株価上昇の源泉となるともかぎりません。

車好きでなくともSUBARUへ投資する人はある程度、技術開発の進捗状況へは注意を払っておきましょう。

余談ですが、SUBARUの前身は車ではなく航空機製造会社です。

それゆえ水平対向エンジンという独自の技術で走る自動車が開発できたのだそうです。

エンジンひとつとってもこのような由来があると思うと少し面白いですね。

SUBARUの売上の状況

SUBARUの2020年3月期決算の連結売上高は3兆3,441億円。

そこから各種経費を引いた経常利益は2,077億円です。

2021年3月期の売上予測は前年比13.3%減の2兆9,000億円。

これは言うまでもなく新型コロナウィルスの影響によるものです。

SUBARUにかぎらず新型コロナウィルスの流行は工場停止や対面販売自粛など自動車業界に大きな痛手となりました。

ただ、業界全体としてすでに経済活動は回復基調にあります。

今期後半にかけての売上についてはそれほど悪くない数字が期待できるでしょう。

SUBARUの資産状況

2020年6月期におけるSUBARUの総資産は3兆2,515億円。

そのうち株主資本と資本金等が占める割合である自己資本比率は51.7%です。

自己資本比率は企業の財務的な安定性をはかる一般的な指標。

SUBARUの51.7%という自己資本比率は十分に高い数字です。

基本的に株価分析で財務的な部分を考慮する必要はないでしょう。

ちなみに、資本的な部分でいうとSUBARUの大株主はトヨタ自動車です。

世界のトヨタ自動車がバックにあるという点もある意味では強みのひとつと言って良いでしょう。

SUBARUの株価分析

SUBARUの株価は軟調。

今後、新型コロナウィルスが終息すれば業績回復も見込めますが、やはり不透明感が残ります。

そういった不透明感を嫌気して株価も慎重な動きをしているものと思われます。

しかし、この5年で見ても現在のSUBARUの株価は低すぎる印象です。

中期的な値上がりを見込んで仕込んでおくのには良いタイミングと言って良いのではないでしょうか。

ただ、その際は為替レートには注意しておきましょう。

SUBARUの売上に占める海外の構成比が高いのは先に触れたとおり。

したがって、円高は業績悪化につながります。

一応、SUBARUは現状1ドル=105円のレートを想定して売上を予測しています。

それほど楽観的な想定ではないため過度な心配は不要ですが、これ以上の円高が続くようであれば一応の警戒はしておきましょう。

SUBARU(7270)の配当金

SUBARUの予想配当金は56円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは2.7%です。

これは配当金の利回りとしては悪くない数字です。

SUBARUの現在の株価がおよそ2,000円と手軽なところも利点です。

最低売買単位は100株なので20万円もあれば投資ができる計算になるからです。

それに対して100株×56円=5,600円の配当金と考えると悪くない投資と言えるでしょう。

なお、SUBARUは今期の配当金について減配としていますが、ここ数年は144円の配当金を実施していました。

新型コロナウィルスの影響を脱すればさらに手厚い配当金を期待しても良いでしょう。

SUBARU(7270)の株主優待

SUBARUに株主優待はありません。 SUBARUというとレーシングカーでも有名です。 そのため、モータースポーツの観戦招待などがありそうなものですが、残念ながらそのような株主優待もありません。 とはいえ、先に触れたとおりSUBARUは株主優待こそなくとも手厚い配当金があります。 株主還元としては十分と言えるでしょう。

SUBARU(7270)の株価分析を競合他社と比較

SUBARUの競合他社としてここではマツダと三菱自動車工業の株価分析と比較してみましょう。

マツダもまた独自性の高い車を開発することで有名なメーカー。

SUBARUと同じく根強いファンが少なくありません。

しかし、株価の動きは今ひとつ。

CX-5など新発売車種の売れ行きは好調ですが株価の反応は微妙です。

また、業績悪化を受けて今期の配当金はゼロ。

株主優待もありません。

総じて、SUBARUの代わりに投資するには不十分と言わざるを得ないでしょう。

次に三菱自動車工業の株価です。

三菱自動車工業の株価もマツダと同じく冴えません。

やはり新型コロナウィルスは自動車業界全体に深刻なダメージとなったことが分かります。

そう考えるとSUBARUの株価は比較的堅調と評価しても良さそうです。

対して、スズキやマツダ、日産などは総崩れ。

自動車業界へ投資するにしても今のところは中堅どころではなく、トヨタ、ホンダ、SUBARUあたりの銘柄を見ていくほうが良いでしょう。

SUBARU(7270)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

SUBARUの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価については新型コロナウィルスによる売上減少を受けて急落。

少しずつ値を戻していますがまだ以前の状態にはほど遠い状況です。

しかし現在にSUBARUの株価はあまりに過小評価されている印象です。

今後の値上がりに期待して投資しておくのも良いでしょう。

また、SUBARUは株主優待こそありませんが、手厚い配当金が期待できます。

しばらく株価回復に時間を要したとしても配当金でそれなりのリターンがあることも大きな利点です。