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台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングは半導体製造メーカー。

ここ数年で急成長し、一時は半導体大手のインテルの2倍もの時価総額にもなりました。

そんな台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、株価分析の結果は投資に値する言えるのでしょうか。

また、直近の決算の売上の状況や配当金などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの株価分析と配当金、決算について分かりやすく解説していきます。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の株価分析

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの事業内容

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの事業は半導体の製造です。

セミコンダクターは日本語で半導体という意味。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングを日本語の社名に直すとそのまま「台湾半導体製作所」か「台湾半導体工業」あたりです。

ただ、その業態は少しばかり特殊です。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングは半導体の設計や販売などはしません。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングがおこなうのあくまでも半導体の製造のみ。

つまり、半導体の製造を他者から請け負うだけなのです。

こういった業態をファウンドリ・サービスと呼びます 逆に自社で工場を一切持たず製造を他社へ委託する企業をファブレスと呼びます。

たとえばアップルなどは代表的なファブレス企業のひとつですし、事実、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングはアップルから半導体の製造を受注しています。

このように、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの業績は他社の影響を多分に受けます。

株価分析の際には取引先の動向に特に注意しておきましょう。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの売上の状況

2019年の台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの通期連結売上高は357億ドル。

日本円換算で約4兆円です。

そこから各種経費を引いた純利益で見ても118億ドル。

一兆円規模です。

ここ5年、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの売上は継続して増収を続けています。

この流れは今後も続くと思われます。

なお、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの売上の約6割は北米へ依存しています。

社名に台湾とありますが、主要な顧客はアメリカです。

株価分析の際にはアメリカの半導体需要を見ていくと良いでしょう。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの資産状況

2019年の通期決算における総資産は755億ドル。

自己資本比率は71.25%です。

自己資本比率は総資産のうち株主資本などが占める割合。

高いほど財務的に健全であると判断される指標です。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの自己資本比率は7割超え。

十分すぎるほど健全であると言えるでしょう。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの株価分析

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの株価は右肩上がり。

もはやウナギ登りと言ってよいほどです。

これは好調な決算を反映したかたちです。

しかし、気になるのは2020年7月ごろの株価急騰ではないでしょうか。

これは半導体大手のインテルが生産の遅れをカバーするため台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングへ一部生産を委託する可能性があると見込まれたことによります。

ただ、それ以降も株価は上昇基調です。

もう一段の値上がりも十分にありえるでしょう。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の配当金

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの予想年間配当金は1.68ドルです。

株価が90ドルと仮定すると配当金の利回りは約1.8%です。

決して悪くはありませんが、とりたてて利回りが良いというほどでもありません。

もっとも、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの配当金は業績に応じて変動します。

そして業績が極めて好調であることは先に触れたとおりです。

現実的にはもう少し高い配当金を期待しても良いかもしれません。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の配当月

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの配当が確定する月は「3月、6月、9月、12月」です。

この日に確定した配当金が翌月中旬に振り込まれます。

お気づきかと思いますが米国株(アメリカ株)の配当金は4半期ごとに貰えます。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの配当金は3月をベースとしていいますが、4月や5月といった銘柄も珍しくありません。

資金力のある人は複数の配当月のパターンを組み合わせれば、毎月配当金を貰うことも可能です。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の決算

2020年9月の台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの四半期決算における売上高は121億ドル。

前年同期比で実に14.7%増です。

この売上増加は新型コロナウィルスによるテレワークの普及が大きな理由のひとつです。

ただ、そもそもこの数年、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングはアップルからの受注増が売上を急速に増やしています。

今回の売上に関しては単なる特需ではなく、ある程度継続性のあるものと見て良いでしょう。

一方で、アップルの動向により大きく業績悪化する可能性がある点には一応の注意が必要です。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の株価分析を競合他社と比較

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの競合他社としてインテルの株価分析と比較してみましょう。

インテルの株価は台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングとは対照的。

明らかな下落トレンドです。

これは決算発表によりインテルのデータセンター部門の弱さが露呈した結果と言われています。

半導体以外にも多角化していたことが逆にマイナスに働いたかたちと言えるでしょう。

現時点ではインテルは台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの代わりの投資先とはならないでしょう。

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング(TSM)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説 まとめ

台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングの株価分析と配当金、決算について解説してきました。

株価は好調な売上を反映して高い水準を維持しています。

決算を見るにもう一段の値上がりも十分にありえるでしょう。

また、台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリングは利回りはそれほど高くはないものの配当金も四半期ごとに貰えます。

今のうちに投資しつつ、配当金を貰いながら今後の成長を見守るのも良いのではないでしょうか。