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テスラ(TSLA)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

テスラは新進気鋭の起業家であるイーロン・マスク氏が手掛ける電気自動車メーカー。

そんなテスラへ投資してみたいという人も少なくないことでしょう。

しかし、テスラの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、配当金や直近の決算などはどのようになっているのでしょうか。

そこで今回はテスラの株価分析と配当金、決算について分かりやすく解説していきます。

テスラ(TSLA)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説

テスラ(TSLA)の株価分析

テスラの事業内容

テスラは電気自動車を製造・販売するベンチャー企業です。

ただ、ベンチャー企業とはいえテスラの時価総額はすでにトヨタ自動車を超えるまでにいたっています。

これは開発していた電気自動車の量産体制がある程度まで整ったこと。

そして高級車だけではなく大衆向けの電気自動車の量産も始めたことなどが大きな理由です。

なお、テスラは電気自動車以外にもソーラー発電などのエネルギー事業も手掛けていますが、その売上高はテスラの総売上高の1割にも満たしません。

株価分析の際には電気自動車事業のみ見ておけば十分でしょう。

ちなみに、テスラの創業者であるイーロン・マスク氏はポスト・スティーブ・ジョブズと呼ばれることもある鬼才。

実は電子決済サービスの走りであるペイパルの開発にも携わっています。

また、民間企業初の有人宇宙飛行を成功させたスペースXもイーロン・マスク氏の経営する企業です。

そして、テスラ、スペースXいずれも上場企業です。

ニューヨーク証券取引所は世界でもっとも上場審査が厳しいと言われています。

そんなニューヨーク証券取引所へ若くして2社も上場させているというのは驚きの経営手腕です。

テスラの売上の状況

テスラの2019年12月期の売上高は245億ドル。

日本円換算で約2兆5千億円です。

ただし、そこから経費や税金などを引いた純利益は8億6,200万ドルの赤字。

実はテスラはこれまでほとんどの決算で赤字を計上しています。

これはテスラが電気自動車をゼロから設計していること。

そして量産体制ができていなかったことが大きな理由です。

しかし、生産体制の整った2020年以降、テスラの業績は増収増益に転ずる見込みです。

今後の売上については心配不要でしょう。

テスラの資産状況

2019年12月期のテスラの総資産は343億ドル。

自己資本比率は19.29%です。

自己資本比率は総資産のうち株主資本等が占める割合。

高いほど財務的に健全であると判断される指標です。

テスラの自己資本比率19.29%はかなり低い数字です。

財務的な部分に関してはテスラは危険だったと言って良いでしょう。

実際、イーロン・マスク氏は一時期は倒産の可能性もあったと公言しています。

もっとも、この発言はつまり現在のテスラに倒産の可能性はないということも意味します。

黒字化に目処のついた今後についてはそこまでテスラの財務面を不安視する必要はないかと思います。

テスラの株価分析

長く低迷を続けていたテスラの株価は2020年に入り急上昇。

すでにかなりの高値水準になっています。

ただ、このテスラ株の暴騰はバブルとも言われています。

投資するにあたっては一定のリスクがあると考えておいたほうが良いでしょう。

しかし一方で、テスラの電気自動車が自動車業界のデファクトスタンダードになる可能性も十分にありえます。

そういった意味では今後さらなる株価上昇もありえると言えます。

総じて、テスラの今後の株価は読みづらいと言わざるを得ません。

ちなみに、テスラは株価急騰を受けて2020年8月に株式を5株に分割しています。

これにより当初2,000ドル近かった株価は現在の400ドル低度まで単価が下がりました。

そのため、それ以前は高すぎて手が出せなかった人も今ならば投資しやすくなっています。

資金力の問題で投資をためらっていた人はこのタイミングで投資してみるのも良いのではないでしょうか。

テスラ(TSLA)の配当金

米国株は比較的配当金の高い銘柄が珍しくありませんが、テスラに配当金はありません。

テスラが赤字経営を続けていたことを考えるとこれも当然といえば当然でしょう。

テスラへの投資はあくまでも長期的な成長を期待するものと考えておきましょう。

ちなみに、創業まもない時期にはイーロン・マスク氏は自宅の家賃の支払いさえ難しいほど困窮していたそうです。

そう考えると配当金が出せないのも無理からぬことと言えるでしょう。

テスラ(TSLA)の配当月

テスラに配当金はありません。

しかし、仮にテスラが配当金を出すこととなった場合、「3月、6月、9月、12月」の決算が配当月となるでしょう。

一般的に米国株(アメリカ株)は四半期ごとに配当金が貰えるからです。

なお、米国株(アメリカ株)の決算は「4月、7月、10月、1月」や「5月、8月、11月、2月」といったパターンもあります。

しがたって、これらの銘柄を組み合わせて投資すると毎月配当金をもらうことも可能です。

資金力のある人は決算月も意識して投資してみるのも良いのではないでしょうか。

テスラ(TSLA)の決算

テスラの2020年第3四半期の売上高は87億ドル。

そこから経費などを引いた営業利益は20億ドルです。

これは前年同期比で63%増にあたります。

テスラの生産体制が整ったことは先に解説したとおりです。

また、現在も上海とドイツに追加で工場を建設しています。

それにともない今後も飛躍的に業績も上向いていくことでしょう。

テスラ(TSLA)の株価分析を競合他社と比較

テスラの競合他社としてここではゼネラル・モーターズとフォード・モーターの株価分析と比較してみましょう。

まずはゼネラル・モーターズの株価です。

ゼネラル・モーターズの株価は新型コロナウィルスの影響により一時急落。

その後まもなく以前の水準に戻しています。

これは新型コロナウィルス禍における一般的な自動車メーカーの株価の動きです。

比較してみると、いかにテスラの株価が異常な値動きをしていたかが分かりますね。

次にフォード・モーターの株価です。

若干の違いはありますが、ゼネラル・モーターズとほぼ同じような動きです。

やはりテスラは既存の自動車メーカーとは一線を画する銘柄と言えるでしょう。

テスラに関しては単なる自動車メーカーとは考えず、より詳細な事業の成行きに注目することをおすすめします。

テスラ(TSLA)の株価分析と配当金・決算を分かりやすく解説 まとめ

テスラの株価分析と配当金、決算について解説してきました。

株価については長らく低迷していましたが、直近の好調な決算を反映して急騰。

バブルの様相を呈しています。

ただ、赤字経営の続いていたテスラに配当金はありません。

事業内容、業績、経営方針どれをとってもテスラは特殊な銘柄です。

テスラへの投資は一般的な米国株(アメリカ株)とはかなり毛色が異なると考えておきましょう。