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Zホールディングス(4689)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

Zホールディングスは大手ポータルサイトであるヤフーを運営する持株会社。

ソフトバンクグループの一角です。

そんなZホールディングスへ投資してみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、Zホールディングスの株価分析は投資に値する結果と言えるのでしょうか。

また、配当金や株主優待はあるのでしょうか。

そこで今回はZホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について分かりやすく解説していきます。

Zホールディングス(4689)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説

Zホールディングス(4689)の株価分析

Zホールディングスの事業内容

Zホールディングスはソフトバンクグループ傘下の持株会社。

旧ヤフー株式会社です。

2019年の体制変更にともない、かつてのヤフーはヤフー株式会社としてZホールディングスの完全子会社化しました。

また、そのほかバリューコマースやアスクル、ZOZOやジャパンネット銀行などがZホールディングスの子会社の代表格として挙げられます。

Zホールディングス自体は持株会社のため具体的な事業内容が見えにくいですが、これらの子会社の事業内容を考えると、eコマース、メディア、金融が主要な事業と考えて良いでしょう。

ただそれだけにZホールディングス単体での株価分析はしにくいというのが正直なところです。

さらに、Zホールディングスは2021年にLINEと経営統合することが発表されています。

その際はソフトバンクと韓国NAVER社が共同で設立する会社の下にZホールディングスが入り、さらにその傘下へヤフーとLINEが入ることになります。

こういった組織構造もまたZホールディングスの実態を見えにくくしています。

Zホールディングスの売上の状況

Zホールディングスの2020年3月期決算の売上高は1兆529億円。

そこから経費などをのぞいた経常利益は1357億円です。

外出自粛をともなう新型コロナウィルスの流行は多くの産業にとって逆風でした。

しかし、ことeコマースが主力であるZホールディングスに関しては追い風となりました。

また、ZOZOの連結子会社化やアスクルグループの利益率改善なども今期の業績に大きく寄与しています。

ただし、これらは一時的な要因にすぎません。 そのためZホールディングス自身は2021年度の売上予測を現状では未定としています。

Zホールディングスの資産状況

2020年6月期におけるZホールディングスの総資産は3兆9803億円。

そのうち資本金と株主資本などが占める割合である自己資本比率は18.9%です。

自己資本比率は財務的な健全性を図る指標。

Zホールディングスの18.9%はやや低めの水準です。

ただ、自己資本比率が低いことはそれだけで明らかなマイナスポイントとは言い切れません。

自己資本比率が低いということは同時に大きな借入金などで大規模投資をしている証左であるという解釈もできるからです。

実際、孫正義氏率いるソフトバンクグループは巨額の資金を投じて大胆なチャレンジをすることで有名です。

グループ傘下であるZホールディングスでもその点を差し引いて考えれば妥当な数字と言えなくもないでしょう。

Zホールディングスの株価分析

Zホールディングスの株価は新型コロナウィルス拡大後に急騰し、現在は年初来高値を更新しています。

正直なところ、この短期間に倍以上の価格をつけているのはやり過ぎな印象です。

いったん調整が入るであろうことを考えるといまは様子見としておいたほうが良さそうです。

10年という長期で見てもZホールディングスの株価は過剰に高値をつけているように見えます。

eコマース事業が好調という裏付けはあるものの、やはり投機的な印象は拭えません。

ここは少し様子を見てから投資したいところです。

Zホールディングス(4689)の配当金

Zホールディングスの予想配当金は8.86円。

投資額に対するリターンの割合である配当金利回りは1.34%です。

これはごく平均的かやや低い数字です。

ただ、Zホールディングスの株価は急騰後の現在でも660円前後と手頃な価格です。

最低売買単位である100株購入してもおよそ66,000円程度。

100株×8.86円=886円という配当金は決して高くはありませんが、とりあえず一度配当金をもらってみたいという人にはおすすめできる銘柄です。

Zホールディングス(4689)の株主優待

Zホールディングスに株主優待はありません。

ZOZOやバリューコマース、イーブックなどコマース事業が多数あるのだからなんらかの株主優待が欲しいところですが、残念ながら一切ありません。

配当金も多くはないことを考えると少しばかり株主を軽視しているような印象です。

もっとも、孫正義氏率いるソフトバンクグループが積極的な投資をすることはもはや周知の事実です。

Zホールディングスへ投資する人は株主還元ではなく積極的な投資による成長を期待する人のほうが多いでしょう。

そういった意味でも今後、Zホールディングスに手厚い株主優待は期待できないと考えておいたほうが良いかと思います。

Zホールディングス(4689)の株価分析を競合他社と比較

Zホールディングスの競合他社としてサイバーエージェントと楽天の株価分析と比較していきましょう。

まずはサイバーエージェントです。

サイバーエージェントはabemaTVやスマホゲームなどを手掛けるインターネット関連企業。

Zホールディングスと同じく新型コロナウィルス流行による在宅エンターテイメント需要に応えることで大きく株価を上げています。

それでもここ数年の株価を見るとまだ上昇の余地はありそうです。

5,500円~6,000円とやや値がさ株ですが、資金力のある人はZホールディングスとあわせて投資するのも良いかもしれません。 次に楽天です。

楽天もまたZホールディングスと同様に新型コロナウィルス後に急騰しています。

楽天市場をはじめとする事業内容を考えればこれも自然な成行きと言えるでしょう。

ただ、その値動きは比較的緩やかです。

これはいまや楽天が単なるeコマースだけではなくモバイルや物流、保険など広く事業を展開していることが原因のひとつです。

ただ、そういった意味では楽天の事業内容はZホールディングスと非常によく似ていると言えます。

したがって、Zホールディングスの代わりとしても投資しやすい銘柄と言って良いでしょう。

Zホールディングス(4689)の株価分析と配当金・株主優待を分かりやすく解説 まとめ

Zホールディングスの株価分析と配当金、株主優待について解説してきました。

株価は新型コロナウィルス拡大後、在宅需要に応えるかたちで急騰。

一時の倍以上の株価をつけています。 断言はできませんが、過熱感が見えるためいまは様子見が良さそうです。

Zホールディングスに株主優待はありませんが、高くはないものの配当金はあります。

また、Zホールディングスは株価の単価が安く初期投資額が少なくて済むという特徴があります。

とりあえず配当金をもらってみたいという人にはおすすめできる銘柄です。