子供の進学や老後の資金など、将来の資産形成のためにこれからNISAを始めてみたいという人もいるでしょう。
NISAは投資を行う上での国で定められた制度の1つですが、NISAを利用するためにはNISAの専用口座を開設する必要があります。
しかし実際にNISAの専用口座をどうやって作るのかわからないという人もいますよね。
そこで今回は、NISAの口座開設方法や手順を分かりやすく開設していきます。
NISAの口座開設方法や手順を分かりやすく解説
NISAの開設方法や手順を行う前に準備するべきもの
NISAでこれから資産運用を行いたいという人であれば、どこの金融機関を開設する場合でも必要になる書類があります。
まずはNISA口座開設方法を知る前に、必要書類の準備をしておきましょう。
NISAの口座開設で必要になる必要書類には以下のものがあります。
- 本人確認書類
- マイナンバーの分かる書類(マイナンバーカード・通知カード)
NISAを含む証券口座を開設するのであれば必ず必要になってくるのが本人確認書類です。
本人確認書類は、NISA口座開設する金融機関によっても若干認められているものに違いはありますが、運転免許証など顔写真付きの公的な本人確認書類であれば認められることが多くなっています。
健康保険証などの本人確認書類を認めているところもありますが、認められるかどうかは口座開設を行う金融機関によっても異なりますので、それぞれNISA口座を開設したい金融機関で認められている本人確認書類を確認してみましょう。
またNISA口座を開設し資産運用をした結果得られた収益は非課税となりますので、NISA口座開設にあたっては税務署の審査がはいります。
そのためマイナンバーのわかる書類(マイナンバーカードや通知カードなど)の提出も求められるでしょう。
積立NISAとかやるために楽天証券申し込んで、もう出来るぞ!ってとこまで来たのにマイナンバーの通知カードが行方不明で始められない!!どこ行った通知カード!!
— とももももも*あと6kg (@onakagakurusi) July 5, 2020
マイナンバーカードや通知カードは運転免許証などに比べて利用頻度も少ないので、紛失してしまった人や見つからないという人もいるかもしれませんね。
通知カードを紛失した場合には、現在通知カードの再発行を行っていないという自治体がほとんどであり、マイナンバーカードの発行手続きを行っていく必要があるでしょう。
またマイナンバーカードを紛失したという場合には、自治体にてマイナンバーカードの再発行手続きを行ってください。
NISAの開設方法や手順 NISA口座を開設する金融機関を決める
NISA口座の開設方法に必要な書類を揃えられたら、実際にNISA口座を開設する証券会社や銀行を決めていきます。
すでに投資を行っている人の場合、一般投資口座で利用している銀行や証券会社などを利用していくと決まっている人もおおいでしょう。
しかしこれまで全く投資経験がないという人の場合、どこの金融機関でNISA口座を開設すればよいかわからないという人もいますよね。
NISA口座としておすすめされているのが、実店舗を持たないネット証券会社のNISA口座です。
中でもSBI証券や楽天証券は、利用者も多くおすすめされることが多くなっています。
実店舗を持たないネット証券会社の場合、一般的な店舗窓口のある証券会社や銀行に比べて人件費などの削減が可能なため、取引手数料などが圧倒的に安くなっているというのが特徴です。
特に楽天カードや楽天銀行など同一企業のサービスを利用しながらポイント投資も可能な楽天証券などは、かなりコストを抑えた投資が可能になるでしょう。
① 楽天証券、楽天カードを発行する ② 積立NISA口座を開設する ③ eMAXIS Slimシリーズ、SBIバンガードSP500、楽天VTIなどを積立NISAの限度額まで積み立てる ④ 余ったカード枠は特定口座で同様に積み立てる ⑤ 見ずに放置
とりあえず、これだけ出来てれば 資産運用は次第点と言えるんじゃないかな😉 — かむい@投資家 (@kabutotomoni) June 14, 2020
ただしNISA口座が開設できるのは1人1口座までとなっています。
そのため、どこかの証券会社ですでにNISA口座を開設している場合、追加でNISA口座を開設することはできません。
NISAを始めようとSBIか楽天か迷っていたがあまり深く考えずにとりあえずSBIの口座を開設💰 数日後、「楽天にしよー」と楽天に登録しようとしたらNISA口座は複数NGとのこと。よく考えた当然か🤔 SBIの口座を破棄することになったが破棄するのは電話、郵送とか何かと大変😭 事前の計画は大事ですね
— エレキ旦那@ブログで作る余裕生活 (@elekblog) September 15, 2020
すでにNISA口座を保有しているという人は、まずは保有しているNISA口座の開設手続きを行ってから新たなNISA口座を開設するようにしてください。
ただし、その年に1回でも非課税枠を使用していると同年にNISA口座の変更を行うことはできませんので口座の利用状況を事前に確認しておきましょう。
NISAの口座開設方法や手順
NISAの口座開設をしたい証券会社や銀行が決定したら実際に口座開設方法や手順を行っていきましょう。
口座開設を行う銀行や証券会社によっても若干口座開設方法は異なりますが、基本的に窓口でNISA口座開設するのかネット上でNISA口座を開設するのかによっても手順が変わってきます。
NISA口座を窓口で開設する場合、本人確認書類とマイナンバーのわかる書類を持って窓口にいき、必要書類の記入などを行います。
口座開設を行った金融機関の審査と税務署の審査が完了したら、郵送などでお知らせが届きNISA口座開設手続きが完了となるでしょう。
またネット証券などでNISA口座を開設する場合には全ての手順がネット上のみで完了します。
ネット上の申し込みフォームに必要事項を入力し、本人確認書類やマイナンバーもスマホなどで撮影した動画を専用フォームにアップロードしていくことになるでしょう。
全ての申し込み手続きが完了すると、口座開設を行った金融機関と税務署の審査が行われ、審査に通過するとNISA口座の開設完了となります。
NISAの口座開設方法や手順を分かりやすく解説まとめ
今回は、NISAの口座開設方法や手順を分かりやすく開設してきました。
NISAの口座開設方法は、口座開設を行う金融機関によっても手順がそれぞれ異なってきます。
ただし必要書類などに関してはほとんど同じになりますので、NISA口座開設前に準備できるものはしっかり行っていきましょう。
またNISA口座開設のためには基本的に数日程度の時間がかかりますので、あらかじめ時間に余裕をもって行うようにしてください。